マッチングアプリでメッセージのやり取りをしていると、住んでる場所について質問されることがあります。
お相手はアプリで知り合ったばかりなのに、なぜあなたの住んでる場所を知りたいと思ったのでしょうか。
今回は、マッチングアプリのお相手が住んでる場所を聞き出そうとする理由、聞かれた際の対処法について詳しく解説します。
マッチングアプリの相手が住んでいる場所を聞く4つの理由

マッチングアプリで住んでいる場所をすぐ聞いてくる人には、どういった意図があるのでしょうか。
知り合って間もないのに、プロフィールに記載されている地域以上に限定した情報を聞いてくる理由を説明します。
ほとんどの場合、悪用目的ではないようです。お相手の様子を伺いつつ対応していきましょう!
1.話題づくりの参考にしたい
住んでいる場所を聞く理由の代表格が、話題づくりの参考にしたいというものです。住んでいるエリアが自分の知っている場所であれば、その地域のお店などの話題で盛り上がることでしょう。
質問したみた側としては、会話を広げるためだけに住んでる場所について質問しています。それほど深い理由はありません。
しかし聞かれた側にとっては、あまり自分の住所近辺について詳しいと「いきなり近所まで来るんじゃ……」と警戒心を持たれてしまうかもしれません。
2.デート場所の参考にしたい
今後、実際に会う流れになった場合、その参考にしたいので住んでいる場所を聞いている人もいます。
相手にデート場所まで向かう手間をかけないように、住んでる場所を聞き出そうとしているのです。
住んでいる場所を聞かれた側としては、個人情報を知られたくないので警戒してしまうでしょう。しかしこの場合も、相手は軽い確認のために聞いているケースがほとんど。深い意味はありません。
3.会いやすい距離か確認したい
会いやすい距離か確認するために、住所を聞いてくる人もいます。
お互いの住んでいる場所があまりにも遠いと、集合場所やデートの目的地、移動にかかる時間などを考慮しなくてはいけません。なかには「家が遠い」という理由で、やり取りを終了させてしまう人も珍しくないといいます。
この場合、相手のことより自分が不便ではないか確認するのが目的であるので、相手の個人情報を聞き出したいわけではありません。
4.経済力を確かめておきたい
女性に多いのが、相手の経済力を確認する手段として、住んでいる場所を聞くパターンです。
都心部だと家賃も高額だから低収入ではない、東京郊外だと家賃も都心部より安価なので収入は低そう、といった具合で判断するそうです。
もちろん職場の所在地の都合などで郊外に住んでいるパターンもあるため、住んでいる住所ですべてがわかるわけではありませんが、一つの参考にはなります。
マッチングアプリの相手に住んでいる場所を聞かれたときの答え方3つ

マッチングアプリで知り合ったばかりの人に自分が住んでいる場所を伝えるのは、抵抗がある人もいると思います。
住んでいる場所を言いたくない場合の対処法を説明します。
1.地域名はざっくりと答える
聞かれた場合の対処法の一つが、ざっくりとした答え方をする方法です。主要駅の名前を出して「渋谷駅からだと〇〇線で××分くらい」といった具合に答えれば、相手もイメージしやすいですし、デートプランも考えやすいはず。
また自分が住んでいる区や市で答える方法もあります。ひと口に区や市といっても、エリア内にいくつもの駅が点在し複数の沿線が走っているところもあります。この答え方であれば具体的な住所を伝える必要がなく、相手も自分の住んでいるエリア・職場との距離がイメージしやすいでしょう。
相手がイメージしやすい情報だけ伝えれば、具体的な住所を伝える必要はありません。
2.主要駅や路線で答える
住んでいるエリアの主要駅・路線を伝えるのも対処法の一つです。人によっては主要駅・よく使う駅を伝えるのに抵抗がある人がいるかもしれませんが、住んでいるエリアに規模が大きい駅があった場合、駅名を伝えただけでは個人情報を特定することはできません。
ただし、住んでいるエリアが小規模の場合、住んでいる場所から最寄り駅が極端に近いと、駅の名前だけで住んでいるところがある程度予想できることも。
そのような場合は、普段から利用している沿線の名前を伝えましょう。沿線であれば個人情報を特定することは不可能であり、それでいて相手もイメージしやすいはずです。
3.逆に聞きかえす
相手に住んでる場所を聞かれた場合、あるいは聞かれる前に、こちらから相手の住んでいる場所を聞き返すという対処法もあります。
こちらから聞くことで最初に受けた質問をうやむやにすることも可能です。こちらから聞いて相手が曖昧な返事をした場合、こちらだけ正直に住んでいる場所を話すのは不公平であるため、こちらも曖昧な答え方で済ませておきましょう。
このような駆け引きを行うことも、対処法の一つです。
マッチングアプリで住んでいるところを聞かれたときのNG対応

繰り返しになりますが、マッチングアプリで知り合って間もない人に住んでいる場所を教えるのは、大変危険な行為です。丁寧すぎる対応や思い切りのよい行動は、逆効果になる可能性もゼロではありません。
この章では、マッチングアプリで住んでいるところを聞かれた場合のNG対応を説明します。
すぐブロックする
住んでいる場所を教えるのが怖いからといって、いきなりブロックするのはNGです。
「この人なんか違うな」と、即ブロックばかりしていると、良い出会いの機会も失ってしまいます。ブロックする前に先述した聞かれた際の対処法を実践しましょう。
住んでいる場所の具体的な情報をしつこく聞いてくる人は、ブロックしても問題ありません。
正確な住所を教える
人によっては住んでいる場所を聞かれて、正直に住所をそのまま答えてしまう人もいるかもしれませんが、それは危険な行為です。完全な個人情報を伝えた場合、それが悪用・流出する可能性も決してゼロではありません。
住所を教える際は、リアルで何度か会ってある程度の信頼関係を築いてから教える、なるべくなら教えないというのが無難です。
嘘の住所を教える
個人情報を教えるのが怖いからといって、嘘の住所を教えるのもいけません。
嘘は必ずバレるものであり、嘘を延々と続けることにも無理が生じてきます。嘘がバレるとそれ以前に築いていた信頼関係も壊れるでしょう。
嘘をつくよりも、先述の対処法を実践したほうが無難です。
最寄り駅を教える
先述したように住んでいる場所の主要駅・沿線であれば個人情報の特定は難しいですが、最寄り駅をはっきりと教えるのはやめましょう。
最寄り駅だと特定される可能性も高くなり、アポなしで相手が駆けつけてくる可能性もあります。
まとめ
マッチングアプリにおいて重要なのが個人情報の保護です。住所が特定されても別に問題はないだろうと思っている人もいるかもしれませんが、個人情報の特定・流出によって大きなトラブル・損失が起きる可能性もゼロではありません。
住んでいる場所を聞かれた際の対処法などを覚えて、快適なマッチングアプリ生活を送りましょう。