「最近、夫が求めてくれない…」「もしかして、私のせいなのかな…」そんな風に、一人で深く悩んでいませんか?
欧米の夫婦はあんなにいちゃいちゃしているのに、日本人の夫婦は結構冷めていますからね・・・。実は、セックスレスに悩む夫婦とても多く、決してあなただけの特別な悩みではないんです。
この記事では、夫側にあるかもしれない5つの心理的な原因と、夫婦関係を改善するための具体的な方法を、私のカウンセリング経験も交えながら詳しくお伝えしますね!
「私のせい?」セックスレスになる夫の5つの男性心理

夫が求めてくれなくなると、「私に魅力がなくなったから?」「何か気に障ることをした?」と、どうしても自分を責めてしまいがちですよね・・・・。
原因は、必ずしもあなたにあるとは限らないんです。
男性は、女性が思う以上に繊細で、様々なプレッシャーの中で生きています。
ここでは、セックスレスの背景にあるかもしれない、夫の5つの心理について一緒に見ていきましょう。彼の心の中を少し覗いてみることで、解決の糸口が見つかるかもしれませんからね!
仕事のストレスで、セックスどころじゃないのかも・・・

まず考えてみたいのが、仕事のストレスです。男性にとって仕事は生活の全てみたいなところがあります。プライドと深く結びついていることが多いものなんです。
最近ずっと物価高で良くなる兆しなんて見えないですよね?日本。
そんあ状況で職場で大きなプレッシャーにさらされていたり、責任ある立場にいたりすると、心も体も常に緊張状態になります。
家に帰っても頭の中は仕事のことでいっぱいで、心身ともにリラックスする余裕がないのかもしれません。
性欲は精神的な余裕と直結しているため、ストレスが溜まっていると、自然と欲求が湧きにくくなるんです。
- 長時間労働
- 人間関係の悩み
- 業績へのプレッシャー
- 将来への不安
などなど。
男性の性欲を直接的に減退させる原因になります。家に帰ってきてぐったりしている姿を見たら、「疲れているんだな」と、まずは心と体を休ませてあげることを優先して考えてみましょう。
家に帰っても「戦闘モード」が解除できない夫は多い!
私の友人の話ですが、彼女の夫は管理職になってから急にレスになったそうです。
毎晩遅くに帰り、食事中も難しい顔でスマホをチェックしているみたい。
話しかけても上の空で、明らかに心ここにあらず、といった状態だったとか?
彼女は寂しさを感じつつも、「今は大変な時期なんだ」と理解し、夫がリラックスできる空間づくりに徹したそうです。
温かいお風呂を用意したり、好きな夜食を作ったり。
そうした日々を続けるうちに、少しずつ夫の表情が和らぎ、会話も増えていったと話していました。
「癒しの場」としての家庭を意識してみる
夫にとって家庭が「唯一の安らげる場所」になれば、心も自然と解放されていきます。
セックスを求める前に、まずは夫が心からリラックスできる環境を整えることが、遠回りのようで一番の近道かもしれません。
「お疲れ様」の一言や、背中をさすってあげるだけでも、夫の心は少しずつほぐれていくはずです。
まずは、彼が抱える戦いへの理解者であるという姿勢を見せることが大切なんです。
【関係性の変化】いつの間にか「女性」から「母親・家族」になっていた
結婚して年月が経ち、特に子どもが生まれると、夫婦の関係性は大きく変わりますよね。「恋人」から「夫婦」へ、そして「パパ」と「ママ」へ。
この変化は自然なことですが、男性の中には、妻に対して「女性」としての魅力を感じにくくなってしまう人もいます。これは決して、あなたの魅力がなくなったという意味ではありません。
むしろ、安心できる「家族」や、尊敬すべき「母親」という認識が強くなりすぎて、性的な対象として見ることが難しくなってしまう、という複雑な心理なんです。
「母親」になった妻への複雑な感情
あるカウンセリングの事例で、ある男性が「妻が子どもの前で完璧な母親であればあるほど、女性として見られなくなった」と打ち明けてくれたことがあります。彼は妻を心から尊敬し、感謝していました。
しかし、その「聖母」のような姿に、性的な欲求を抱くことに罪悪感のようなものを感じてしまったと言うのです。これは男性特有の感覚かもしれませんが、妻を大切に思うからこそ、性的な対象と切り離してしまうことがあるんですね。
日常の会話が子どものことばかりになっていないか、一度振り返ってみるのも良いかもしれません。
「家族」という安心感が裏目に出ることも
長年連れ添った「家族」という安心感は、夫婦にとってかけがえのないものです。しかし、その安心感が「異性としての緊張感」を失わせてしまうこともあります。
お互いに気を遣わなくなり、部屋着で一日中過ごしたり、ムダ毛の処理を怠ったり…。そんな些細なことの積み重ねが、夫の中であなたを「女性」ではなく「ただの同居人」として認識させてしまうきっかけになる可能性も。
心地よい関係は大切ですが、どこかに「異性」を意識させる部分を残しておくことも、関係を長続きさせる秘訣かもしれません。
【自信の喪失】年齢や体力の変化に、内心焦っている可能性
男性は、自分の性的な能力に対して非常にプライドを持っている生き物です。そのため、加齢による体力の衰えや、ED(勃起不全)の兆候などを感じ始めると、大きなコンプレックスを抱えてしまうことがあります。
以前のようにいかなくなったことへの焦りや、「また失敗したらどうしよう」という不安から、セックスそのものを避けるようになってしまうのです。これは非常にデリケートな問題なので、妻側も慎重な対応が求められます。
- 体力の低下
- ED(勃起不全)の兆候
- 中折れへの不安
- 見た目の変化(薄毛など)
これらの悩みは、男性の自信を大きく揺るがします。妻を満足させられないかもしれないという恐怖が、セックスから遠ざかる一番の原因になっていることも少なくありません。
夫のプライドを傷つけないよう、優しく寄り添う姿勢が大切になります。
一度の失敗がトラウマになることも
たった一度、行為の途中でうまくいかなかった経験が、夫にとって大きなトラウマになっているケースは少なくありません・・・。
「あの時、がっかりさせてしまったんじゃないか」「次もダメだったら、男として見られなくなる」。
そんなプレッシャーから、誘われること自体が怖くなってしまうんですよね。
もし思い当たる節があるなら、決してその時のことを責めるような言動はせず、「疲れてたんだよ」「気にしないで」と、彼のプライドを守ってあげることが重要です。
妻からの誘いを「テスト」だと感じてしまう
自信を失っている状態の夫にとって、妻からの誘いは「愛情表現」ではなく、「自分の能力を試されるテスト」のように感じられてしまうことがあります。
このテストに合格できる自信がないから、最初から挑戦を避けてしまうのです。
彼がプレッシャーを感じずに済むように、直接的な誘いではなく、まずはスキンシップを増やすなど、ハードルの低いところから始めてみるのが良いかもしれませんね。
【過去の経験】何気ない一言が、ずっと心に引っかかってる?
あなたにとっては、全く悪気のない、何気ない一言だったかもしれません。
しかし、その言葉が夫の心に深く突き刺さり、傷となって残っている可能性があります。
特にセックスに関するデリケートな話題や、彼の容姿、能力に関する発言は、男性のプライドをひどく傷つけます。
男はめんどくさいもので、一度傷ついたプライドは、なかなか回復が難しいもの。
過去の言動を振り返ってみて、何か思い当たることはありませんか?
「疲れてるの?」の一言が引き金に
例えば、行為が終わった後に「あれ、もう終わり?疲れてるの?」と冗談半分で言ったとします。
あなたに悪気はなくても、夫は「満足させられなかった」「男としてダメだと思われた」と深刻に受け止めてしまうかもしれません。
その一言がきっかけで自信をなくし、セックスに対して臆病になってしまうことは、本当によくある話なんです。もし心当たりがあるなら、今からでも遅くありません。
「あの時はごめんね」と謝ることで、彼の心のわだかまりが解ける可能性は十分にあります。
誘いを断られた時の態度、見直してみませんか
勇気を出して誘ったのに、夫から断られてしまうと、悲しいし、腹も立ちますよね?
その時に、あからさまに不機嫌な態度をとったり、「どうして?」と問い詰めたりしていませんか。
夫からすれば、仕事で疲れていたり、体調が優れなかったりと、断るなりの理由があったのかもしれません。
その時のあなたの拒絶的な態度が、「誘うと妻を不機嫌にさせてしまう」という学習につながり、彼が誘いにくくなる原因を作っている可能性も考えられます。
【義務感への反発】「夫婦の義務」というプレッシャーが辛いのかもしれない
特に妊活中や、妻側が強くセックスを望んでいる場合に起こりやすいのが、この「義務感」への反発です。「子作りのために」「妻を満足させるために」といった目的が先行すると、セックスが楽しいコミュニケーションではなく、こなさなければならない「タスク」に変わってしまいます。
男性は、このような義務感やプレッシャーを感じると、途端に性欲が萎えてしまう傾向があるんです。
セックスが義務になる瞬間・・・・・
- 妊活の排卵日
- 「夫婦だからすべき」
- 妻からの期待
- 定期的なお誘い
これらの状況は、男性にとって大きなプレッシャーとなります。楽しいはずの行為が「ノルマ」に感じられた瞬間、心はセックスから離れていってしまうのです。
一度、こうしたプレッシャーからお互いを解放してあげることが必要かもしれません。
妊活のプレッシャーが愛情を冷ます
「今日が排卵日だから」という言葉は、妊活中の夫婦にとっては合言葉のようなものかもしれません。しかし、この言葉は男性にとって「今夜、必ず成功させなければならない」という強烈なプレッシャーになります。
愛情を確かめ合う行為ではなく、結果を求められる作業になってしまうと、精神的な負担は計り知れません。妊活が原因でレスになってしまう夫婦は、実はとても多いんです。
一度妊活をお休みして、二人の関係性を見つめ直す時間も大切ですよ。
「愛情=セックスの回数」ではない
女性は愛情表現としてセックスを重視する傾向がありますが、男性は必ずしもそうではありません。言葉にしなくても、日々の行動で愛情を示しているつもり、という男性も多いのです。
「セックスしてくれない=愛されていない」と短絡的に結びつけてしまうと、夫は「セックス以外でも愛情は示しているのに、どうして分かってくれないんだ」と反発したくなるかもしれません。愛情の形は一つではない、ということを受け入れると、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。
夫が原因のセックスレスを解消へ!今日からできる4つの改善策

夫の心理が少し理解できたところで、次はいよいよ具体的な改善策について考えていきましょう。焦りは禁物です。
大切なのは、一歩ずつ、着実に二人の心の距離を縮めていくこと。ここで紹介する4つのステップは、どれも今日から始められる簡単なことばかりです。
無理せず、できることから試してみてください。あなたの小さな一歩が、夫婦関係を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
夫を責めずに「二人」の問題として向き合う姿勢を見せるよう!
セックスレスの問題を切り出す時、最も大切なのは「伝え方」です。
「なんでしてくれないの?」と夫を責めるような言い方をしてしまうと、彼は心を閉ざしてしまいます。
そうではなく、「私は、あなたともっと触れ合いたいなと思ってる」「最近、二人の時間が減って寂しいな」というように、自分の気持ち(Iメッセージ)を主語にして伝えてみましょう。そして、これは「あなた」だけの問題ではなく、「私たち二人」の問題として一緒に考えたい、という姿勢を示すことが何よりも重要です。
「あなた」ではなく「私たち」を主語にする
話し合いのテーブルにつく時、「あなたのせいでレスになっている」というスタンスでは、建設的な会話は望めません。「私たち、これからどうしていきたいかな?」「二人がもっと仲良くなるために、何かできることはあるかな?」と、主語を「私たち」に変えるだけで、夫は攻撃されていると感じにくくなります。
あくまでも、二人の未来をより良くするための前向きな話し合いなのだ、という雰囲気を作ることが、対話の第一歩です。
夫の気持ちを聞く「聞き役」に徹してみる
自分の寂しい気持ちを伝えたら、次は夫の気持ちを聞く番です。この時、途中で口を挟んだり、否定したりせず、まずは最後までじっくりと耳を傾けてください。
彼が仕事のストレスや身体的な悩みを打ち明けてくれたら、「そうだったんだ、辛かったね」と、まずは彼の気持ちに共感し、受け止めることが大切です。すぐに解決策を求めず、ただ話を聞いてくれるだけで、夫は「自分のことを理解してくれようとしている」と感じ、安心感を覚えるはずです。
セックス以外のスキンシップで心の距離を縮める
いきなりセックスを目指すのは、ハードルが高いと感じるかもしれません。そんな時は、まずセックスを伴わない、日常的なスキンシップから始めてみましょう。
手をつなぐ、ハグをする、マッサージをするなど、何でも構いません。
こうした肌の触れ合いは、「オキシトシン」という愛情ホルモンの分泌を促し、安心感や幸福感をもたらす効果があると言われています。
目的はセックスではなく、あくまで「触れ合うこと」そのものを楽しむことです。
- 手をつないで歩く
- いってらっしゃいのハグ
- ソファで隣に座る
- 肩や腰のマッサージ
これらの簡単なスキンシップを日常に取り入れるだけで、夫婦の心の距離はぐっと縮まります。「セックスしなきゃ」というプレッシャーから解放され、純粋に触れ合う心地よさを思い出すことができれば、自然と次のステップに進めるかもしれません。
「ながらスキンシップ」から始めてみる
改まってスキンシップをするのが恥ずかしいなら、「ながらスキンシップ」がおすすめです。例えば、テレビを見ながら隣に座って肩を寄せ合う、キッチンで洗い物をしている夫の背中にそっと寄り添うなど。
特別なことではなく、日常の動作の中にさりげなく触れ合いを取り入れることで、お互いに気負うことなく、自然に肌の温もりを感じることができます。この「さりげなさ」が、夫の警戒心を解く鍵になることもあります。
マッサージは最高のコミュニケーション
「疲れてるでしょ?」と言って、夫の肩や腰をマッサージしてあげるのは、非常に効果的なスキンシップです。下心を感じさせずに、純粋に相手をいたわる気持ちが伝わりますし、身体がほぐれることで心もリラックスします。
マッサージをしながら、その日の出来事などを穏やかに話す時間も、大切なコミュニケーションになります。夫が心地よさそうにしていたら、「私もお願いしていい?」と甘えてみるのも良いでしょう。
お互いをいたわり合う関係が、セックスレス解消の土台となります。
「妻」ではなく「一人の女性」としての魅力を再発見してもらう
毎日家事や育児に追われていると、どうしても自分のことは後回しになりがちですよね。でも、夫にもう一度「女性」として見てもらうためには、あなた自身が「一人の女性」としての輝きを取り戻すことが大切です。
これは、夫のためというよりも、まずあなた自身のために始めることです。あなたが自分の時間を楽しんでキラキラしていれば、その魅力は自然と夫にも伝わり、「あれ、最近なんだか綺麗になったな」と思わせることができるはずです。
新しい服や下着を新調してみる
手っ取り早く気分を変えるなら、新しい服や下着を買うのがおすすめです。いつもは選ばないような少し華やかな色の服を着てみたり、自分だけが知っているお気に入りの下着を身につけたりするだけで、気分が高揚し、自然と立ち居振る舞いも女性らしくなります。
夫が直接気づかなくても、あなたの内側から滲み出る自信や華やかさは、必ず彼に良い影響を与えます。「女」を忘れない姿勢が、夫の心を再び惹きつけるきっかけになるのです。
趣味や自分磨きに時間を使ってみる
ヨガやダンス、料理教室など、何か新しい趣味を始めてみるのも良いでしょう。あなたが夢中になれる時間を持つことで、生活にハリが生まれ、表情も生き生きとしてきます。
また、夫の知らない世界を持つことで、ミステリアスな魅力が加わります。「最近、何だか楽しそうだな。
何してるんだろう?」と、夫があなたに興味を持つきっかけにもなります。夫のことばかり考えずに、自分の世界を充実させることが、結果的に夫婦関係にも良い風を運んでくるのです。
ステップ4:夫婦二人で楽しめる時間を作り、恋人時代の関係性を取り戻す
「パパ」「ママ」としての役割から一旦離れて、「恋人同士」だった頃の関係性を取り戻す時間を作ることも非常に効果的です。子どもを預けて二人きりでデートをする、共通の趣味を始めるなど、意識的に「夫婦の時間」を設けてみましょう。
目的は、セックスではなく、二人で一緒に笑い、楽しい時間を共有すること。そうした時間の中で、忘れていた恋人気分が蘇り、自然と心の距離も身体の距離も近づいていくはずです。
思い出の場所をデートで訪れてみる
初めてデートした場所や、プロポーズされたレストランなど、二人にとっての思い出の場所を訪れてみてはいかがでしょうか。当時の新鮮な気持ちやときめきが蘇り、自然と会話も弾むはずです。
「あの時、こうだったよね」「こんな話したの覚えてる?」など、昔話に花を咲かせることで、お互いの愛情を再確認できます。日常から離れた特別な空間が、二人の関係に新しい風を吹き込んでくれます。
一緒に映画やドラマを観るだけでもいい
わざわざ外出しなくても、家でできることもたくさんあります。例えば、二人で同じ映画やドラマを観るのも立派な共同体験です。
ラブストーリーを観てドキドキしたり、コメディを観て一緒に大笑いしたり。同じ感情を共有することで、一体感が生まれます。
感想を言い合う時間も、大切なコミュニケーションになります。「この主人公たちみたいに、私たちも仲良くしていきたいね」なんて、自然に二人の未来の話ができるかもしれません。
逆効果!セックスレスの悩みを夫に伝える際のNGな行動って?

セックスレスを解消したいという気持ちが強いあまり、ついやってしまいがちなNG行動があります。良かれと思って取った行動が、かえって夫の心を頑なにさせ、問題をこじらせてしまうことも少なくありません。
ここでは、特に注意したい3つのNG行動についてお伝えします。自分の言動がこれに当てはまっていないか、一度冷静に振り返ってみてください。
感情的に夫を責めたり、問い詰めたりする
寂しさや不安が募ると、つい感情的になってしまう気持ちはよくわかります。しかし、「どうして私を抱いてくれないの!」「私のこと、もう女として見られないの?」と涙ながらに夫を問い詰めるのは、最も避けるべき行動です。
責められた夫は、罪悪感を感じるか、もしくは反発して心を閉ざしてしまうかのどちらか。いずれにせよ、問題解決からは遠ざかってしまいます。
話し合いは、あくまでお互いが冷静な時に、穏やかな口調で行うのが鉄則です。
「なぜ?」の質問は夫を追い詰めるだけ
「なぜ?」という問いは、相手に原因を押し付け、言い訳を強要するニュアンスを含みます。夫自身も、なぜセックスする気になれないのか、明確な理由を自覚していない場合も多いのです。
そんな時に「なぜ?」と詰め寄られても、答えに窮してしまいます。そして、答えられない自分に不甲斐なさを感じ、ますますセックスから遠ざかりたくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
他の夫婦と比較してプレッシャーを与える
「〇〇さん夫婦は、今でも週に2回はしてるんだって」「普通はもっとするものじゃないの?」など、他の夫婦と比較する発言は、夫のプライドを著しく傷つけます。男性は、他人、特に他の男性と比較されることを極端に嫌います。
「自分は夫として失格だ」というレッテルを貼られたように感じ、自信を喪失させてしまうだけ。夫婦の形は、それぞれのカップルで違って当たり前です。
比較するべきは他人ではなく、過去の自分たちの良い関係性であるべきです。
「普通」という言葉の暴力性
「普通は〜」という言葉は、相手を「異常」だと断罪する力を持っています。あなたにとっての「普通」が、夫にとっての「普通」とは限りません。
この言葉を使った瞬間に、夫は「お前の価値観を押し付けるな」と心を閉ざしてしまうでしょう。夫婦関係に、世間一般の「普通」を持ち込むのはやめましょう。
大切なのは、二人にとって心地よい関係性を、二人で作り上げていくことです。
夫のコンプレックスを刺激するような発言をする
先ほども触れましたが、男性は性的な能力や容姿について、非常に繊細なプライドを持っています。夫が気にしているであろう体型の変化(お腹が出てきたなど)や、加齢による身体的な衰えについて、たとえ冗談でも指摘するのは絶対にやめましょう。
また、過去の失敗を蒸し返すような発言も禁物です。あなたが悪気なく言った一言が、彼の心の深い傷をえぐり、回復不可能なダメージを与えてしまう可能性すらあります。
良かれと思ったアドバイスが凶器になる
例えば、ED気味の夫に対して、「病院に行ってみたら?」「サプリを飲んでみたら?」といったアドバイスを、良かれと思ってしてしまうかもしれません。しかし、自信を失っている夫にとっては、それは親切なアドバイスではなく、「お前は不能だ」と宣告されているように聞こえてしまう危険性があります。
身体的な問題については、本人から相談してこない限り、こちらから踏み込むのは避けるのが賢明です。
どうしても改善しない…セックスレスに関するよくある質問
色々な改善策を試してみても、なかなか状況が変わらないこともありますよね。一人で悩み続けていると、どんどん視野が狭くなってしまうものです。
ここでは、セックスレスに関するよくある質問にお答えしていきます。客観的な情報を知ることで、少し気持ちが整理されたり、新たな視点が見つかったりするかもしれません。
Q1. どのくらいの期間セックスがないと「セックスレス」になりますか?
実は、「セックスレス」に明確な定義はありません。一般的には、日本性科学会が「特殊な事情がないにもかかわらず、1ヶ月以上セックスがなく、その後も長期にわたると予想される場合」と定義していますが、これはあくまで一つの目安です。
大切なのは期間や回数ではありません。
夫婦の一方、もしくは双方が、現状のセックスの頻度に不満を感じていれば、それは「セックスレス」の状態と言えるでしょう。
週に1回あっても不満なカップルもいれば、年に数回で満足しているカップルもいます。大事なのは、お互いがその頻度に納得しているかどうかです。
回数よりも「納得感」が大事
世間の平均回数などと比べる必要は全くありません。「私たちは私たちのペースで良い」とお互いが思えているなら、全く問題ないのです。
問題なのは、そこに不満や寂しさを感じているのに、見て見ぬふりをしたり、コミュニケーションを諦めてしまったりすること。回数という数字に囚われず、あなた自身が「寂しい」と感じているその気持ちを、まずは大切にしてあげてください。
それが問題解決のスタートラインになります。
Q2. 夫が話し合いに全く応じてくれません。どうすればいいですか?
夫が話し合いを避けるのは、その話題が彼にとって非常にプレッシャーであり、怖いものだからです。
責められるのではないか、自分の不甲斐なさを指摘されるのではないかと、身構えてしまっているのかもしれません。
まずは、話し合いのハードルを極限まで下げてあげることが大切です。「ちょっとだけ話を聞いてほしいな」「深刻な話じゃないんだけど」と、軽いトーンで切り出してみましょう。
また、手紙やLINEで気持ちを伝えるのも一つの方法です。文章なら、感情的にならずに自分の気持ちを整理して伝えられますし、夫も自分のペースで読んで考える時間が持てます。
「逃げ場」を作ってあげることも優しさ
どうしても話したがらない場合は、無理強いは禁物です。
「今は話す気分じゃないんだね。また気持ちが向いたら教えてね?」と、一度引いてあげることも優しさです。彼に「逃げ場」を与えてあげることで、無用なプレッシャーから解放され、かえって話すきっかけが生まれることもあります。
あなたがいつでも話を聞く準備ができている、というオープンな姿勢を見せ続けることが、彼の固く閉じた心を開く鍵になるかもしれません。
Q3. 専門のカウンセリングを受けるメリットはありますか?
夫婦二人だけではどうしても話がこじれてしまう、感情的になってしまうという場合は、専門のカウンセラーなど第三者の力を借りるのも非常に有効な選択肢です。カウンセラーは、夫婦関係の問題解決のプロ。
どちらか一方の味方をするのではなく、中立的な立場で二人の話を聞き、コミュニケーションが円滑に進むようサポートしてくれます。自分たちでは気づかなかった問題の本質や、お互いの本音を引き出してくれることもあります。
- 冷静に話せる場
- 専門的な視点
- 本音を引き出す
- 具体的な解決策
カウンセリングは「病気の人が行くところ」というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。より良い夫婦関係を築くための「メンテナンス」と捉えて、気軽に利用を検討してみてはいかがでしょうか。
夫が抵抗を示す場合は、まずはあなた一人で相談に行ってみるのも良いでしょう。
「離婚」を考える前にできること
セックスレスが長引くと、「もう夫婦としてやっていけないかもしれない」と離婚が頭をよぎることもあるかもしれません。しかし、その決断を下す前に、まだやれることはあるはずです。
専門家の力を借りることは、その最後の一手になり得ます。客観的なアドバイスをもらうことで、諦めかけていた関係に光が見えてくることも少なくありません。
一人で抱え込まず、外部のサポートを頼る勇気も大切です。
