マッチングアプリのプロフィールに出身大学名を記載している人を見かけることがあります。
プロフィールに大学名を記載するのは、異性へのアピールにもなる一方で、思わぬトラブルを招く可能性もあるので注意が必要です。
本記事では、マッチングアプリで大学名を記載するメリットとデメリットをご紹介します。
高学歴なら、マッチングアプリで大学名を書くといい

高学歴である場合、大学名をプロフィールに記載すると、ハロー効果によって、あなたに対する評価がプラスされると考えられます。
ハロー効果とは、一部の目立つ特徴に印象に引っ張られて全体を評価してしまうこと。一般的に高学歴には「知的」「能力が高い」「真面目」「努力家」などのイメージがあります。
つまり高学歴であることで、学力だけではなく優れた人物であると考える人は多いわけです。第一印象が良くなるだけでなく、マッチングしやすくなるでしょう。
一方、閲覧した人が高学歴や特定の大学にマイナスイメージを持っていたら、ハロー効果が悪い方向に働くことがあります。たとえば「頭がよすぎて話が合わない」「異性の学歴を重視しそう」などです。
高学歴だと大学名をそのまま記載すると、相手を萎縮させてしまう可能性があります。強い先入観をもたれたくない場合は、「国立大」など少しぼかして書くとよいでしょう。
マッチングアプリで大学名を書くメリット

冒頭でご説明したとおり、マッチングアプリのプロフィール欄に大学名を書くと、あなたの印象にプラス要素となることが多いです。
この章では、マッチングアプリのプロフィールに大学名を書くメリットを具体的に解説します。
恋活や婚活を有利に進めるために、ぜひチェックしてください。
出身校によってはモテる
名門や有名な大学名を記載していると、多くの人は相手を高く評価します。一定以上の社会的地位や知性がある、ハイスペックな人だと思われるからです。
実際に一定以上の学歴を相手に求める人もいます。とくに慶應義塾大学や東京大学、京都大学などはネームバリューがとても強く、憧れをもつ人も少なくありません。
出身校によっては異性の目に止まりやすくなり、マッチングしやすくなるでしょう。高学歴であるならば、プロフィールに大学名を記載することも検討してみてください。
共通点のある人とマッチングしやすくなる
同じ大学や学部出身など、相手と共通点があることで会話のネタになります。
たとえば大学時代の思い出話やあるあるネタなどは会話を広げやすく、多くの話題を共有できるでしょう。
初めてメッセージをしたりデートをしたりする相手でも、スムーズにコミュニケーションがとれます。興味がある分野や学んだことが共通していれば、さらに会話を盛り上げやすくなるでしょう。
お互いに親しみやすさと共感を覚えやすくなり、良好な関係を築きやすくなるはずですよ。
信頼性をアップできる
相手からの信頼を獲得するために、大学名を知らせるのも一つの手。
マッチングアプリでは、身元がハッキリしない相手とやり取りをして、信頼できる相手だと判断してからデートをします。
そのため、開示する情報が少ないと「意図的に隠しているのでは?」「遊び目的?」と相手から警戒されやすいのです。
大学名を記載し、その大学の在校生・卒業生であると相手に提示することで、お相手からの信頼が得られやすくなるでしょう。
マッチングアプリのプロフィールは、なるべく多くの項目を埋めたほうがよいとされています。大学名を含めたさまざまな情報を伝えることで、お互いに安心してコミュニケーションをとれるようになるはずです。
マッチングアプリで大学名を書くデメリット

マッチングアプリで大学名を書く場合は、メリットとあわせてデメリットを把握しておくことが重要です。
トラブルを避けるために、あらかじめ確認しておきましょう。
学歴自慢と思われる可能性がある
マッチングアプリで大学名を記載するとプラスに働くこともありますが、あまり過剰にアピールすると学歴自慢だと受け取られる可能性もあります。
実際に学歴を必要以上に自慢するプロフィールを目にすることもありますし、なかには過去にそれで嫌な思いをした人もいるでしょう。
一度でも閲覧した人に「自慢したいのでは?」「学歴しかアピールできる点がない」と思われてしまうと、それ以降ずっと避けられ続けてしまい、あとから挽回することも難しくなってしまいます。
大学名をプロフィールに記載する場合、過剰に強調するのだけは避けましょう。
イメージが先行してしまう
特定の大学に先入観をもつ人は少なくありません。
たとえば「遊んでそう」「ガリ勉っぽい」など、本当の自分とは違う部分や偏ったイメージが先行してしまうわけです。
このように色眼鏡で見られてしまうと、せっかく「いいね」を送信しても避けられたり、ご自分のキャラクターを勘違いされたりする可能性があります。
マッチングアプリのプロフィール欄は、あくまでも他の項目や自己紹介文で本当の自分を知ってもらうものです。大学のネームバリューがメインではないので、他の項目を充実させる努力をしましょう。
身バレしやすくなる
プロフィールに個人情報を記載すればするほど、身バレするリスクは高くなります。
詳細な学歴やその他の個人情報が揃っていれば、個人を特定するのは特段難しいことでもないでしょう。
もし身バレしてしまえば、大学や職場など私生活でトラブルが発生する可能性も……
大学名や職業など一部の情報をぼかしたり、学部やサークルの記載を避けたりと、身バレ対策はおこなうことを強くおすすめします。
嘘だと疑われる可能性がある
お金持ちであることや高学歴をアピールをしすぎると、遊び目的や業者であると思われる可能性があります。
実は学歴を証明する手段があるマッチングアプリは、あまり多くありません。
ですのでそれを逆手にとって、異性の興味を引くために嘘の学歴をプロフィールに記入して集客・勧誘をしようとするのです。
大学名をアピールしすぎると、遊び目的や業者と思われる可能性もあるので、真剣に恋人と出会いたいのであれば、大学名を強調しすぎないように気をつけましょう。
マッチングアプリで大学名を聞かれたらするべき4つの対策

プロフィールに大学名を記載していなくても、メッセージやデートで聞かれることもあるでしょう。
この章ではマッチングアプリのお相手から大学名を聞かれた時の対処法を4つご紹介します。
1.武器にしたいなら答える
大学名を武器にしたいなら、素直に答えてるといいでしょう。
自らの魅力として適切にアピールできれば、印象アップにつながります。
ただし、アピールをしすぎると学歴自慢と思われる可能性があるので、注意してください。
聞かれていないことを話しすぎないように注意して、相手からの質問に答えるのがおすすめです。
2.身バレが心配ならぼやかして答える
身バレが心配なのであれは、大学名や詳細な学歴をぼかして答えましょう。たとえば「〇〇系の大学」「〇〇県の大学」というようにです。
ぼかしてもしつこく追求してくるようなら、個人を特定しようとしている可能性があります。
トラブルの原因になるので、そのままフェードアウトすることも検討したほうがいいかもしれません。
3.学歴で判断されるのが嫌いなら答えない
学歴で判断されるのが嫌いなら、答えないのも選択肢の一つです。
質問をスルーして違う話題をだせば、追求されることは少ないでしょう。
趣味や休日の過ごし方などその他の部分を積極的に話して、学歴以外の部分を知ってもらうことのほうが重要です。
なお、回答を避けた場合は、「後ろめたいことがあって隠しているのでは?」と思われるリスクを想定しておかなくてはいけません。
4.聞き返して反応をみる
大学名を聞かれて答えるべきか迷ったときは、自分から質問をしてみましょう。
「〇〇さんはどこの大学ですか?」「どの学部ですか?」などと質問して、相手の答えを確認するのです。
相手が具体的な大学名をぼかすようなら自分もぼかすというように、あわせて回答しましょう。
自分の情報を開示せず、こちらのことばかり聞いてくるようなら警戒したほうがいいかもしれません。
まとめ
マッチングアプリで大学名を記載すると、共通点がある人とマッチングしやすくなる、信頼性をアップするなどのメリットがあります。
とくに高学歴は強力なアピールポイントになるので、記載してみるといいかもしれません。
ただし、学歴自慢に思われたり、身バレのリスクがあったりとデメリットもあるので、対策も重要です。
相手から聞かれたときの対処法も紹介したので、あわせてチェックしておきましょう。