マッチングアプリで難しいのが、お相手とのリアル対面のタイミングです。アプリが普及した現在でも、アプリで知り合った人とリアルで会うのに抵抗がある人もいるので、慎重にやり取りをしないといけません。
今回は、マッチングアプリで会うまでのやり取りの回数・スムーズに会うためのポイントなどについて、詳しく解説します。
マッチングアプリで会うまでの期間はどのくらい?

マッチングアプリのお相手とリアルで会うまでにかかる期間は、どれくらいなのでしょうか。婚活サービス「ゼクシィ縁結び」が発表した「マッチングアプリの利用実態」のアンケート調査によると、以下のような調査結果となっています。
- 1位:1ヶ月
- 2位:2週間
- 3位:3週間
ちなみに、このアンケートの対象になった20~40代の男女166人のうち、アプリ内でマッチングしたお相手とデートしたことがあると回答したのは約60%の99人です。
マッチングアプリを利用した人のうち半数以上が実際に対面を果たしているのですが、マッチングしたお相手と実際に会うまでの期間は、人によって差があるということが分かりました。
タップルなど一部アプリには、GPS機能を使って即日会えるお相手と出会える機能もありますが、マッチングアプリ全体の平均としては、マッチングしたお相手との初デートまでの期間は数週間から1ヶ月が目安といえそうです。
マッチングアプリでは会うまでに何通のメッセージが必要?

これまで、マッチングアプリのお相手とマッチングしてから初デートまでの期間の目安の話をしてきました。
では、マッチングが成立したお相手と初デートするまでの期間で、どれくらいメッセージのやり取りをしておくといいのでしょうか。
この章では、マッチング成立から初デートまでのメッセージの目安について解説します。
1日1〜3往復、合計20通前後で初デートへ
先述のアンケート調査にもありましたが、実際に会うまでにやり取りするメッセージ数は、平均21通だそうです。
また、マッチングアプリのメッセージ機能は、1人につき1日1〜3通のやり取りが最適だと言われています。
「自分をわかって欲しい」という思いで、長文のメッセージを1日に何通も送りたい気持ちも分かりますが、そこはぐっと抑えて、回数をこなすよりも一通一通のやり取りを大切にコミュニケーションをしてくことをおすすめします。
また、あまりにもハイペースでメッセージを送ってしまうと、お相手の気持ちはあなたから離れてしまい、ブロックやミュートをされてしまうかもしれません。
文字のやり取りが得意だと感じていても、多くても1日3往復程度に抑えたほうが得策です。頻度よりもお相手のペースに合わせることを意識しましょう。
休日は少し多めでもOK
お相手の休日がわかっており、時間に余裕がありそうなのであれば、1日3往復以上でも問題ないでしょう。お相手からの送信も通常より増えるかもしれませんが、平日同様にお相手のペースに合わせて返信するように心がけてください。
こちらが変に気を使ってメッセージ頻度を少なくしたり、お相手からのメッセージが来てもすぐに返信をしないでいると、お相手が「実は自分に興味が無いのか……」と、不安になるケースもあります。
ですので、お相手の生活サイクルなどを察知して、臨機応変にメッセージ送信の頻度を変えていきましょう。繰り返しになりますが、マッチングアプリでのやり取りでは、お相手のペースに合わせることが大事な要素です。
即デート系アプリ利用も選択肢の一つ
メッセージ用の文章を考える・お相手のペースに合わせたり気を遣うのが大変だという人には、即デート希望の男女が集まるアプリをおすすめします。
たとえば、TinderやDine、タップルでは「いま渋谷にいまーす。一緒に飲んでくれる人、募集!」というような形でのマッチングも可能です。面倒なやり取りをすることなく、簡単にデートの相手が見つかるでしょう。
ただし、即デート系のアプリ以外でこれをしてしまうと、目的の異なる会員から迷惑がられてしまう恐れもあります。やり取りを省いて出会いたいのであれば「スピーディーなマッチングが可能」とうたっているアプリを選ぶようにしてください。
マッチングアプリで会うまでのやり取りのコツ

マッチングアプリでマッチングが成立しても、メッセージのやり取りがうまく行かないと初デートは実現しません。
マッチングアプリのお相手との初デートを叶えるために、抑えておくべき重要なポイントを解説します。
返信は相手のペースに合わせる
繰り返しになりますが、メッセージの返信はお相手のペースに合わせましょう。
返信のペースはお相手によって異なるため、お相手によってメッセージが来てもしばらく間を置いたり、すぐに返信するといった使い分けをしてください。
お相手がすぐに返信が欲しいのを希望しているのに返信が遅れた場合、それでやり取りが終了するケースもあります。
会う前に連絡先の交換はしない
初デートまでは連絡先の交換はしないで、マッチングアプリ内でやり取りをしましょう。
初デートで相性が悪いと感じてやり取りを終了しようとしても、その後もしつこく感じるくらいの頻度でLINEが来るということも考えられます。
また、こちらが連絡先を聞くと「いきなり個人情報を聞き出そうとしている」と、お相手に悪い印象を与えてしまう恐れもあるので注意してください。
会う前にビデオ通話するのもアリ
初デート前に、ビデオ通話でお互いの雰囲気を確認しておくことをおすすめします。
通話でもいいのですが、ビデオ通話のほうが視覚と聴覚で確認することによって、自分と相性が良いのかどうかをある程度判断できるでしょう。
ビデオ通話でお相手と相性が悪いと感じて、その時点でやり取りを終了すれば、リアル対面にかかる時間や交通費などの消費を回避することが可能です。
デート前日にリマインドする
万が一お相手が日程を忘れている・勘違いしているケースもあるので、デート前日にリマインドしておきましょう。
そのような連絡をすれば「マメなしっかりした人」というプラスのイメージを持たれることでしょう。
人によってはリマインドを「わかってるのに、いちいちウザい」と感じる人もいます。お相手のタイプによって使い分けをしましょう。
マッチングアプリでデートに誘うときのポイント

マッチングアプリでスムーズにお相手をリアルデートに誘うにはどのようなポイントを押さえればいいのか、次よりそのポイントについて説明しましょう。
相手に合わせたプランを提案する
リアル初対面をする流れになった際、お相手に合わせたプランを提供しなくてはいけません。こちらの好みで待ち合わせ場所のお店を勝手に決めてプランを進めると、お相手は退いてしまう可能性があります。
初対面はお茶・軽食のパターンが多いですが、こちらの都合で「〇〇に美味しい××料理のお店があるんですよ!」と勝手に決めてはいけません。お相手にも食べ物の好き嫌いがあるため、お相手の要望・都合を満たすプランを提供することが大事です。
日程やスケジュールもお相手に合わせる
日程やスケジュールも、自分の都合ではなくお相手ファーストで進めましょう。勝手に日程などを自分の都合の良い日だけで決めてしまうと、お相手が仕方なく合わせることになり「こっちの都合を聞いてくれない自分勝手な人なんだな」という印象を受ける可能性が高いです。
「リードする頼れる存在」的なイメージをアピールできると思っている人もいるかもしれませんが、逆効果といえます。
初回デートは公共の場所にする
初回デートは、カラオケボックスや車中デート、自宅など狭い空間で2人っきりになるような場所はNGです。2人きりだとお相手は身の危険を感じて、その提案をされた時点でやり取りは終了といったケースも珍しくありません。
大人の関係を希望していなくてもそのようなデートプランは避けて、他のお客が大勢いる公共の場をデート場所に選びましょう。
まとめ
今回はマッチングアプリでマッチング後、初デートまでにメッセージをどのくらいの期間で何通やり取りするのかをご説明しました。
今回ご紹介した機関と回数は、あくまでも目安でしかありません。
マッチングアプリ利用で重要なのは、リアル対面を実現する前の段階であるメッセージのやり取りです。
やり取りはその内容に気をつけることも大事ですが、送る頻度もお相手によって合わせていくことも忘れないでください。
メッセージの秘訣をしっかりと把握して、良い出会いを実現させましょう。