マッチングアプリは気軽にリアルデートのお相手が見つかる便利なツールですが、アプリ初心者の人にとってはアプリ内で知り合った人と初めてリアルで会うとき、どうすればいいのかわからないという人もいると思います。
そのような人のために今回は、マッチングアプリの初デートでやるべきこと・NG行為について、詳しく解説します。
マッチングアプリの初デートってどこまでしてもいいの?

マッチングアプリで知り合った人と初デートをする際、どのような行為までが許されるのでしょうか。次より初デートのOK・NGの境界線について説明します。
ボディタッチはおすすめしない
初デートでのボディタッチは、相手に好まれません。もしするとしても、軽く触れる程度にとどめてください。
男性が女性にボディタッチをすると、遊び目的でチャラい人という印象になります。男性側としてはフレンドリーな自分をアピールしたり、相手の緊張をほぐす目的があったとしても、女性にとっては逆効果なのです。
逆に女性から男性にボディタッチをすると、男性は「間違いなく自分に好意がある」と勘違いをしてしまうことも。
なので、マッチングアプリの相手との初デートでは、ボディタッチはNGだと思ったほうがいいでしょう。

女性から手をつなぐのはOK
先述のとおり、マッチングアプリで知り合ったお相手との初デートでは、ボディタッチをするべきではありません。
しかし、ボディタッチによって相手への好意をかたちにできる場合もあります。それが、女性から手をつなぐ行為です。
女性から手をつながれるという行為を極端に嫌がる男性は、ほぼいないでしょう。また女性からボディタッチされたことで「ひょっとして好かれているかも?」と、男性に思わせることもできます。
好意も表せますが、なかには「大人の関係も即OKってこと?」と大きな勘違いする男性もいるため、相手のことをよく知ったうえで行ってくださいね。
初デートのキスはNG
ボディタッチでさえ避けるべきなのですから、もちろん初デートでいきなりキスを迫るのもNGです。
マッチングアプリで知り合って初デートで意気投合して、その流れで……ということも稀にあるかもしれませんが、初デートでキスを迫った時点で関係が終わると思ってください。
ある程度の交流があり信頼関係が生まれ、実際に交際することになってからのキスは問題ありません。ですが、初対面でキスを迫るのは時期尚早にもほどがあります。
初デートでの告白もNG
スキンシップのほか、初デートでの告白もおすすめしません。
初デートでは、まずお互いに外見が生理的に許容範囲なのかを確認したいはず。実際に対面したばかりのお相手に告白されても、どんな人なのかを把握できていないため、ただただ困惑するだけです。
また、いきなり告白してしまうと「女性なら誰でもいいんだろうな」「会った人に片っ端から告白しているのかも」とネガティブなイメージを持たれかねません。
いくらメッセージでやり取りを重ねていたとしても、3回くらいはデートを重ねてから告白したほうがいいでしょう。
マッチングアプリの初デートですべきこと

マッチングアプリの初デートで大切なのは、どこまでなら触ってもいいのかではありません。
初デートで大切なのは、マッチングアプリではわからなかった相手の様子を把握して、この先お付き合いしても良い相手なのかを確かめることです。
では、マッチングアプリの初デートでやるべきこととは、どのようなことなのでしょうか?この章で詳しく説明します。
会話を重ねてお互いへの理解を深める
マッチングアプリの初デートでは、相手への理解を深めることに集中しましょう。
初デート前のメッセージのやり取りで、共通の趣味の話題などで盛り上がったこともあるはず。ただしメッセージの文字情報だけでその人の実際の雰囲気や話し方などは把握できませんよね。それを初デートで確認します。
また、お相手が話した内容だけでなく、対応の仕方もチェックしてください。自分の話ばかりして人の話を聞かなかったり、興味がなさそうな態度をとってきた場合、今後付き合いを続けても楽しい時間を過ごせないかもしれません。
また、仕事の愚痴などネガティブな話題ばかり話す人も要注意です。もちろん、ネガティブな話題をこちら側からするのもNGですので気をつけましょう。

2回目のデートの約束
初デートで楽しい時間を過ごせたのであれば、2回目のデートの約束をしてしまいましょう。
顔合わせで手応えを感じて「もう一度会いたい」と思ったのであれば、その場ですぐに相手に伝えてもかまいません。
この時点で次の約束もなく解散した場合、お相手に「今日はつまらなかったかな?もう会ってくれないかも」と思われかねません。また、冷たくてそっけない人という印象を与えてしまう恐れもあります。
こちらが後日改めて次回の約束をするつもりだったとしても、このようなネガティブな解釈をされてしまうかもしません。初デートを終えてすぐに、今日のお礼を兼ねたメッセージやLINEを送りましょう。
余裕で終電に間に合う時間に解散する
初デートの時間は、できるだけ明るいうちに集合して終電に余裕のある時間に終わらせるようにしてください。深い時間に待ち合わせをすると、終電を逃してしまいお互い帰れなくなりかねません。
特に女性側の気持ちに配慮して、早めの待ち合わせ時間を設定しましょう。あえて遅い時間に待ち合わせて終電に間に合わないようにして、その後ホテルへ行って大人の関係を……と計画していると思われるからです。
たとえ遊び目的でなくても、遅い時間の待ち合わせてのデートは避けましょう。
マッチングアプリの初デートでのNG行動

マッチングアプリの初デートにおけるNGな行動とは何か、次より説明します。
約束の時間に遅れる
マッチングアプリの初デートにかぎったことではありませんが、待ち合わせは時間厳守が鉄則です。
相手との約束の時間に遅れた場合、自分だけでなく相手の時間も奪うことになります。
また「時間にルーズだから、私生活もいい加減なんだろうな」「こちらを雑に扱う人なんだな」というイメージを植え付けるため、相手に不快感しか与えません。
待ち合わせの際は、余裕を持って待ち合わせ場所に着くようにしましょう。
デート中にスマホを触る
デート中にスマホをいじるのはやめましょう。
四六時中スマホを持っていないと落ち着かない依存体質のため、自然とスマホを触ってしまう人もいるかもしれません。しかし、デートでお相手と対面している最中にスマホを触ってしまうと「退屈だからスマホみてるんだな」と、相手も良い思いをしないでしょう。
お相手とのデート中はスマホをしまう、仕事などの連絡でどうしても対応する場合は席を外す、急用でなければデート後に対応する、などの配慮をしてください。
自分の話ばかりをする
せっかくのデートですので、自分のことを知ってもらいたい気持ちはわかります。しかし、自分の話ばかりして人の話を聞かない、相手が話しているのに遮って自分の話をするのはやめましょう。
相手への気遣いがなく、会話以外でも自分勝手なことしかしないと思われる可能性が高いです。
初デートは、お互いのことをもっと知り合うためのものなので、むしろ相手の話をメインに聞くくらいの気持ちでいたほうがいいでしょう。
お相手にプライベートな質問をする
マッチングアプリの初デートでは、仕事や家族のことや過去の恋愛遍歴など、プライベートなことを聞き出そうとするのはやめましょう。
仲良くなるためにいろいろなことを聞き出して、その人のことを深く知りたいというタイプもいるでしょう。しかし、なかには趣味など楽しい話はしたいけれど、プライベートは話たくないという人もいます。
それでも聞きたい場合は、「〇〇のこと聞いていいですか?」と確認することをおすすめします。
マナー違反
大人同士の交流ですので、最低限の対人マナーを守ることも大事です。
清潔感のない髪型や服装だったり、食事のマナーが守れていないと、お相手を不快にさせるだけのデートになってしまい、相手だけでなく自分にも少しも得はありません。
また、性格も雑でいい加減、大人が知っておくべき常識すら知らないと思われて、その場で関係が終わる可能性が高いです。
マナーは徐々に身につけていけばいいので、相手に好かれたいのであれば、清潔感だけは最低限意識すべきでしょう。
まとめ
マッチングアプリにおいて、知り合った人との初デートは重要な要素です。初デートがうまくいくかどうでないかによって、今後の交流継続・終了が決定します。
知り合ったお相手を気に入った場合、初デートでどのような接し方をすればいいのか、事前に覚えておくことが大事です。
また初デートでNG事項をやってしまうとそれだけで関係が終わってしまいます。
やるべきこと・NGなことを頭に入れて、楽しい初デートを実現させましょう。