マッチングアプリを使っていると、知り合ったばかりのお相手から「お酒でも飲みながら、ゆっくりお話しませんか?」と誘われることがあります。
「知り合ったばかりなのに……」という不安と「せっかくだから行ってみたい」という気持ちの両方あるかと思いますが、誘われたらどのようなリアクションを返すのが正解なのでしょうか。
今回は、マッチングアプリで飲みに誘われる理由、注意点や断り方について詳しく解説します。
マッチングアプリで飲みに誘われる3つの理由

マッチングアプリの初デートでは、お互いがどのような人なのか冷静に判断するために、お昼の時間帯で食事やお茶を楽しむことが多いです。
そんななかで、デートではなく飲みに誘ってくる人にはどのような意図があるのでしょうか。飲みに誘う理由は概ね下記の3つです。それぞれ詳しく解説します。
- 単純にお酒が好きだから
- あなたと親しくなりたい
- 遊び目的で警戒心を緩めたい
1.単純にお酒が好きだから
お酒の席でワイワイするのが好きな人は、つい気軽に飲みに誘ってしまう傾向があります。お酒の力を借りて陽気な雰囲気になれたら、お相手とも楽しい時間が過ごせるだろうと思ってしまいがちです。
そのような人は日常的にお酒を楽しんでいるため、お酒が苦手だったり酒の席が苦手な人もいるという発想がないのでしょう。そのため、つい誘ってしまうのです。
2.あなたと親しくなりたい
深い話はいつも酒の席でするもの、そして酒の入っていないとうまく話せないタイプの人も、飲みにさそってきやすいタイプです。
このような人は自分に自信がないので、お酒の力を借りないとうまく話せないと思っています。自分もそうなので、お酒を楽しみながらであれば相手もリラックスして話してくれるだろうと思っている傾向があります。
3.遊び目的で警戒心を緩めたい
初デートから飲みに誘われる場合、お相手は遊び目的なのかもしれません。
マッチングアプリを遊び目的で使う、いわゆる「ヤリモク」の会員のなかには、お酒を飲ませることで相手の警戒心を緩め、目的を達成させたいと考えている人もいます。
シラフの状態であれば相手も警戒心が働きますが、アルコールが入ってしまうと判断能力が鈍ってしまいますよね。それが遊び目的の狙いです。
もしお相手を飲みデートに誘いたいのであれば、2回目以降を強くおすすめします。
マッチングアプリで飲みに誘われたら行っていいの?

マッチングアプリで知り合った人に飲みに誘われた場合、気軽に飲みに行ってもいいのでしょうか。その際の対応について説明します。
サシ飲みで大丈夫ならOK
マッチングアプリで知り合った人と対面となると、当然ながら1対1で会うことになります。デート場所が飲みの席であると、自分とお相手の”サシ飲み”の状態です。
この場合、サシ飲みに抵抗がなければ誘いに応じてもいいでしょう。お酒好き同士で会えば話も弾むはずです。
また、自分がお酒好きであれば、酒の席での経験もあるでしょう。飲みに誘われたとしても、それほどお相手に警戒心は必要ありません。
お互いにお酒が好きだと分かっているのであれば、楽しい時間が過ごせることでしょう。
大人同士なら深く考えすぎない
ある程度の年齢を重ねている大人同士であれば、酒の席も何度となく経験していますよね。ですので、マッチングアプリで飲みに誘われたとしても深く考えることなく、飲みの誘いに応じても問題ないでしょう。
大人であれば、酒の席はもちろんのこと、さまざまな人生経験を積んでいるはず。そのため、どんな事態が起きても対処できるのではないでしょうか。
20代そこそこの若い頃のように、勢い任せに飲んで倒れるなどといった失敗もないでしょうし、飲みの席でも落ち着いた時間が過ごせるでしょう。
抵抗があるなら昼デートを提案する
飲みの誘いに抵抗がある場合、酒が出るお店でも昼デートを希望しましょう。昼であれば日中でひと気が多く・終電を逃すといったこともないため、危険を回避できます。
昼デートさえNGで夜に会いたいという人は、完全に遊び目的である可能性が高いので注意したほうがいいでしょう。
マッチングアプリのお相手と飲みに行くときの注意点

マッチングアプリで知り合ったお相手と飲みに行くことが決定した場合、どのような点に注意をすればいいのでしょうか。いくつかの注意点について説明します。
早めの時間に待ち合わせる
会うときはなるべく早い時間に待ち合わせて早い時間にスタートしましょう。夜もふけた深い時間に待ち合わせをすると終電を逃してしまい、その勢いで朝まで近くの宿で過ごしましょうと提案される、といった展開になる恐れがあります。
早い時間に開始をして、終電が十分間に合う余裕のある時間に終わらせるのが、良い流れです。
テーブルを挟んで正面に座る
お店の場所はカウンターを避けてテーブル席を希望しましょう。カウンターの場合、2人並んで座ることになるため、2人の距離が近いです。
そのため、酔った勢い、あるいは確信犯的に徐々にボディタッチをしてくる人もいて、それを狙ってカウンター席を希望する人もいます。テーブルを挟んで正面に座れば、ボディタッチの回避が可能です。
飲酒量は控えめに
人によっては緊張してしまい、それを紛らわせるために飲むペースが早くなる人もいるでしょう。しかしそれをやってしまうと酔いが早くなる・泥酔する恐れがあります。
なかにはお相手がそれを狙って意識的にどんどん飲ませるパターンもあります。しっかりと意識を持って飲酒量を控えめにコントロールすることが大事です。
宅飲み・個室飲みはしない
宅飲み・お店の個室飲みは完全に2人っきりになるので危険です。
なかには宅飲みをOKされた時点で大人の関係でもOKという意思表示と、都合の良い解釈をする人もいます。
人目のない2人きりの状況は避けましょう。

マッチングアプリで飲みに誘われたときの断り方

マッチングアプリで飲みに誘われた際、それを断るにはどのような方法があるのでしょうか。断り方の例について説明します。
正直に「飲みに行きたくない」と伝える
マッチングアプリで知り合ったお相手といきなり飲みに行くのは抵抗がある場合、それを正直にお相手に伝えましょう。最低限の常識を持っている人であれば、こちらの申し出に素直にしたがってくれます。
こちらが拒否しているのに、飲みの誘いを続ける人は、遊び目的・相手の意見を聞かない精神的に幼稚な人なので、交流をストップするのが無難です。
「お酒は苦手」と伝える
体質的にアルコールを受けつけない・酒の席の雰囲気が苦手な人は、それをお相手に伝えましょう。酒そのものが苦手とわかれば、お相手も強制はしないはずです。
最初に「体質的にアルコールが合わなくて、すぐ顔が赤くなって気持ち悪っちゃうんです。ごめんなさい。」とはっきり告げて、ソフトドリンクを注文してみましょう。お相手が本当に優しい人ならば、それ以上無理に飲ませようとはしないはずです。
もし、お相手がふてくされた態度を取るなど不機嫌になるのであれば、2回目以降会うのはやめたほうがいいでしょう。会って食事に行くたびに不機嫌になられてしまっては、こちらのイライラが蓄積されていくばかりです。
プロフに「お酒飲めません」と記載しておく
マッチングしたお相手に「お酒は飲めないです」と説明するのが面倒なのであれば、プロフィール文にあらかじめ「お酒は飲めない・苦手」と書いておくのも一つの手です。
それでも飲みを誘ってくる人は、プロフィールをきちんと読んでいない、もしくは相手のことを考えて行動できない人と断定して間違いないでしょう。
まとめ
マッチングアプリで出会ったばかりの人に飲みに誘われることは、めずらしくありません。
お酒の席では、お互いが開放的になるため、会話も弾みやすいでしょう。
しかし、お酒が飲めない人にとっては、匂いやお店の雰囲気だけでもNGな場合もあります。そして、遊び目的の人がしばしば使う手法であるため、マッチングアプリで飲みに誘われることがあった場合、男女ともに慎重に対応していかねばなりません。
また、お酒の席での対応でお相手が紳士的な人であるのか、自己中心的な人であるのかをチェックすることもできます。
マッチングアプリで出会った人に飲み誘われることがあったら、ぜひお相手の反応をチェックしてみてくださいね。