パパ活は、しばしば「援交」と混同されてしまっています。
どちらも似ている部分が多いため、パパ活もやり方を間違えてしまうと援交になりかねません。
リスクを避けながらパパ活を楽しむには、援交との違いを把握しておくことが重要です。
この記事では、パパ活と援交の違いと共通点を紹介します。援交にならないパパ活方法や注意点もまとめましたので、ぜひ参考になさってください。
パパ活と援交の違い

パパ活と援交の違いについてまとめました。パパ活を始めようと考えている男性は、事前に確認しておくと安心です。
大人の関係の有無
パパ活とは、経済的に余裕のある男性と一緒の時間を過ごし、その対価として金銭を得る活動のこと。肉体的な関係の対価として金銭を渡す援交と違い、大人の関係を前提にしていません。
そのため、パパ活の内容は食事やデートが中心。デートを重ねていくうちに大人の関係に発展する場合もありますが、あくまで自由恋愛の延長線のはなしです。
また、デートや食事だけをする方、大人の関係を視野にいれている方など、パパ活に対するスタンスは女性によってさまざま。パパ活のスタイルは、関係性を築きながらお互いに確認しあっていくことが大事です。
違法性の有無
援交は肉体的な関係を対価として売り買いする「売春・買春」に該当します。女性が18歳以上なら処罰の対象になりませんが、売春防止法には違反すると考えられるでしょう。
一方、パパ活は大人の関係を前提ではないので、売春防止法には該当しません。食事やデートの対価としてお手当を渡す行為を取り締まる法律は存在しないため、違法性はないのです。
お互いの関係性や会う頻度
パパ活は、顔合わせで条件を確認し、条件が合意したお相手とデートを重ねるのが基本的。恋人のような関係を楽しむ「疑似恋愛」の要素が強く、相性がよければ長期的な関係を築くケースも珍しくありません。
一方で援交は大人の関係が前提ですので、単発のケースがほとんどです。大人の関係の対価としてお手当を渡すだけの割り切った関係なので、デートや会話など疑似恋愛を楽しむことは稀です。
お手当の相場
パパ活と援交のお手当相場は以下の通りです。
パパ活 | 顔合わせ:5,000〜10,000円 お茶・食事のみ:5,000〜30,000円 大人あり:20,000円~100,000円 大人なし定期契約(1ヶ月):50,000~200,000円 大人あり定期契約(1ヶ月):100,000~500,000円 |
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援交 | 20,000〜50,000円 |
パパ活はデートの内容や時間によってお手当の相場が左右されます。大人の関係がない場合は、お手当はそれほど高くありません。
パパ活には援交にはない「定期契約」があります。月単位で契約することで、気に入った女性と継続して会えるのが魅力です。
援交の場合は、本番のあり・なしやプレイの内容などでお手当が左右されます。大人の関係を前提としているため、パパ活と比較すると相場はやや高めです。
パパ活と援交の共通点

ここまでパパ活と援交の違いを解説してきました。
では次に、パパ活と援助交際の共通点をご紹介します。
気に入った女性に出会える
援交もパパ活も、アプリやサイトでプロフィールを閲覧し、気に入ったお相手がいればアプローチして会う、というのは共通しています。
プロフィール写真を公開している方も多いため、顔やスタイルもチェックしやすいですよね。
自分で選んだお相手と出会えるため、リスクヘッジも取りやすいでしょう。
対価として女性側に報酬が発生する
パパ活も援助交際も、デートをすることで女性側に報酬が発生します。
男性はデート代とは別に、女性に支払うためのお手当を用意しておかなくてはいけません。
お手当は相手の女性によって異なりますので、会う前に事前に確認しておくのが良いでしょう。
デートの内容にもよりますが、大体1万円以上のお手当が発生することが多いです。
話し合いによって深い関係になれる可能性も
パパ活はあくまで女性の意思が尊重されますが、お互いの了承を得ればお食事以上の関係になれることもあります。
そのためには、お手当やお付き合いの仕方などをしっかりと話し合い、後にトラブルとならないようにしておかなくてはなりません。
ご自身が安心できるよう、しっかり話し合ってくださいね。
援交にならないパパ活方法とは?

パパ活と援交には似ている部分があります。パパ活のつもりが援交になっていることも考えられるので、避けるための方法をチェックしておきましょう。
パパ活アプリを使う
パパ活アプリを使って、女性に出会うことが1番簡単な出会い方です。
アプリに登録している女性が一覧で見れますし、自分が住んでいたり利用する地域などに絞って女性を検索することも可能です。
例えば、シュガーダディというパパ活アプリがありますが、会員数は約170万人です。
そのうちのおよそ70%が女性です。
男性側の逆ハーレムという構図が成り立っています。
このアプリひとつで日本中のパパ活女子と出会うことができます。
容姿や職業なども絞って検索できますので、好みに合う女性を見つけることができるでしょう。
学生から会社員、モデル、20代〜50代など、登録している女性も様々です。
交際クラブを使う
交際クラブに登録するのもひとつの手段です。
年収証明が必要だったり、クラブ担当者との面談があったりするので、アプリより不便さを感じることがあるかもしれませんが、女性はクラブが1人1人面談しているので、安心感があります。
また、デートまでの日程調整などもクラブ側が行ってくれるため、デート当日に会うまで女性と直接やりとりすることはありません。
そういった面倒な部分はクラブが行ってくれるので、デートまでの流れが楽だと思います。
デートクラブ条例を理解する
また、援助交際のようなパパ活にならないためには、デートクラブ条例を理解しておくことも必要です。
代表的なものですと、18歳未満の女性とは遊ばない、体の関係を必須として会おうとしないということ。
交際クラブ側は管理売春にならないよう、大人の関係前提での紹介をするとは考えにくいです。
出会った後のことは、あくまでも2人の自己判断という流れとなるということを理解しておきましょう。
パパ活と援交に関する注意点

パパ活と援助交際は似ている部分が多いからこそ、援助交際をしてしまわないためにも注意しなくてはなりません。
その注意点をいくつかお伝えしていきます。
援助交際は違法
何度もお伝えしていますが、援助交際は『違法』です。
刑事罰はありませんが、相手が18歳未満の場合は刑事罰に処されてしまいます。
そのため、パパ活も念の為18歳未満の活動は禁止となっています。
間違っても児童売春などにならないよう、相手の年齢にも気をつけなければなりません。
一度の出会いで人生を棒に振ってしまうことがないよう、慎重に活動していきましょう。
大人の関係を必須として会わない
体の関係を前提として会う場合、パパ活ではなく援助交際となってしまいます。
まずは食事やカフェなどに誘って、女性と仲良くなることから始めていきましょう。
最初から体の関係ありきですと女性も身構えてしまいますし、思わぬトラブルを引き起こしてしまうかもしれません。
女性の警戒心を解き、時間をかけて仲を深めていきましょう。
お相手との出会い自体を楽しむ
大人の関係を目的とするのではなく、お相手と出会うことを目的に活動しましょう。
仲良くしていくなかで心を開き、深い関係になっていくことは、違法ではありません。2人の信頼関係の賜物と言えます。
ですので、まずは気になる女性をデートに誘い、自分に会って安心してもらうことから始めて、その先の関係を考えていくのも良いのですよ。
体の関係前提で会うよりも、女性を口説き落とす楽しみも増えるでしょう。
まとめ
パパ活と援助交際は別物です。
体の関係が必須なのかどうかで、それは変わっていきます。
パパ活の方が、お互い安心して出会うことができるため、パパ活をおすすめします。い。