マッチングアプリで会う前に電話・ビデオ通話で話すことがあります。このとき、イメージと違ってるなど、お相手に「なんか違う」との違和感があった場合はどのようにしたらいいのでしょうか。
今回は、マッチングアプリの電話で「なんか違う」と思う理由、違和感を抱いたあとの対処法などについて、詳しく解説します。
マッチングアプリの電話で「なんか違う」と思う3つの理由

マッチングアプリで会う前に電話をしたとき「違和感を覚えてしまい気持ちが冷めた……」という経験がある方もいるでしょう。なかには違和感を通り越して幻滅してしまったこともあるかもしれません。
なぜメッセージのやり取りは順調だったのに、このタイミングで急激に気持ちが冷めてしまうのでしょうか?その主な理由を3つご紹介します。
1.声のトーンや話し方が想像と違った
マッチングアプリで会う前にはじめて電話をした際、声のトーンや話し方が想像と違うと強い違和感を感じるようです。
電話をする前まではメッセージを使った文字だけの交流なので、文章の内容や文体から声色や話し方を想像してやり取りを進めます。
そして、お互いに信頼関係が出来上がったタイミングで通話へと移行しますが、声色や話し方、テンションが自分が想像していたものと違った場合、急に気持ちが冷めてしまうケースも少なくありません。
そのなかでも特に多いのが、文章だとテンション高くて面白いけど、実際の声はテンションが低くて口下手で話して面白くない、といったパターン。この場合は「リアルで会うと楽しくなさそう」と、交流が終了します。
2.価値観や考え方の違いが明確になった
「メッセージでは楽しいやり取りが続いていたのに、電話してみると妙に噛み合わない……」こういった場合も、お相手には「なんか違う」と思われます。
これは、抜本的な価値観・考え方の違いが原因で起こる違和感です。お相手が楽しい話をしようと話題を振っても、ことごとく否定して自分の思ったことを話すなどをされると表れます。
メッセージの時点では文字だけのやり取りだったので、そのような価値観・考え方の違いが目立っていなかったのでしょう。しかし電話で直接会話を交わすと、お互いの違いが浮き彫りになることも珍しくありません。
価値観や考え方の違うお相手とはうまくお付き合いすることは難しいでしょう。
3.言葉遣いや態度に違和感があった
メッセージの文章は丁寧な言葉遣いで好感が持てたのに、電話してみると言葉遣いや態度がメッセージのイメージと違ったというのも、お相手が違和感を覚えてしまう理由の一つです。
この場合、お相手は「ある程度メッセージでやり取りを重ねたので、お互い打ち解けたと」思っている可能性が高いです。
また「多少砕けた言葉遣いや態度のほうが堅苦しくなくてお相手も話しやすいのでは?」と思っている、もしくは、元々そのような言葉遣いをする人だった可能性もあります。
このような悪い意味でのギャップが、お相手の気持ちを冷ましてしまうパターンは少なくありません。
マッチングアプリの電話でなんか違うと思ったときの断り方

マッチングアプリのお相手との通話で「なんか違う」と思ったら、そこで関係を終了させたいと思うこともあります。
その場合、どのようにして終わらせればいいのでしょうか。この章では、電話で違和感を覚えたときの断り方を解説します。
はっきりと理由を伝えて断る
少しでもお相手に対して違和感を感じたら、はっきりと思ったことを伝えて断りましょう。
なんか違うと思いつつ惰性で交流を続けていると、その気持ちはおのずと相手にも伝わるため、関係も長続きしせず終了します。ストレスを抱えて交流するくらいであれば、早々に切り上げてしまったほうがいいでしょう。
またマッチングアプリの場合、複数のお相手と同時進行でやり取りをしている人も珍しくありません。ですので、この人とは合わないと思った時点でやり取りを終わらせても支障はないでしょう。はっきりと理由を伝えれば向こうも「わかりました。さようなら」とあっさりしていることも多いため、躊躇せずにはっきりと伝えることをおすすめします。
ただし、人によっては断られたことでプライドが傷つき、ストーカーまがいの行為をする人も決してゼロではないため、個人情報を教えないことが大事です。
感謝の気持ちを伝えつつ断る
はっきりと断るのに抵抗がある人は、なるべく相手の気持ちに配慮して丁寧な言い方で断りの連絡をしましょう。
「あなたとの時間は楽しかったけど、他にどうしても好きな人ができたので、両立はできません」という具合の言い回しをすれば、相手も傷つかずに納得してくれるでしょう。
フェードアウトしてブロックする
断る際にどう声をかけていいのかわからない・それを考えるのが面倒な人は、一切返信をしないでフェードアウト、あるいはブロックがおすすめです。
先述したとおり、マッチングアプリの利用者は複数の会員と同時進行でやり取りをしているため、1人から連絡が来なくても気にしないというタイプが少なくありません。
そのため、電話をしたあとに一切の連絡がなくなっても、「ああ、終わったのか」で片付けられることが多いので、フェードアウト・ブロックすることに対して罪悪感を持つ必要はありません。
ただし、メッセージをスルー・ブロックされると怒るタイプもいるため、やり取りの際に個人情報などは教えないようにしましょう。
マッチングアプリの電話で好印象を与えるコツ

マッチングアプリで会う前に電話をする際、お相手に好印象を持ってもらうには、どのような点に注意すればいいのでしょうか。
マッチングアプリの電話で気をつけるポイントを説明します。
個人情報の扱いに注意する
電話で話すときは、お相手の個人情報・プライベートを聞き出さないように心がけましょう。
こちらが話題を広げるつもりで軽い気持ちで聞いたとしても、お相手が個人情報を伝えたくない場合、面倒な人・デリカシーがない人と思われる可能性があります。
マッチングアプリで知り合った人はリアル対面をしても、アプリ内のメッセージのみで連絡を取り合っているパターンも珍しくありません。個人が完全に特定できる情報を聞き出すのはやめましょう。
ネガティブな自分語りは控える
自分語り、特にネガティブな内容の話を延々とするのはやめましょう。
自分語りだけでもウザいと感じられることが多いですが、さらに「仕事が辛い」「友達がいない」などといったネガティブな話は、聞くほうを不快にさせるだけです。
なるべくこちらが聞き役になり、お相手の良い面・楽しい面を引き出すように心がけましょう。聞き上手になれば警戒していたお相手も心を開いてくれて、リアルで会っても大丈夫と思ってくれます。
嫌なときははっきり断る
お相手が自分語りや悪口、卑猥な下ネタなど聞いていて不快な内容のことばかり話してくる場合、はっきりと「やめてください」と伝えましょう。
「こっちは聞き役じゃないので会話してください」「下品なことばかり言われると聞いていて辛いのでやめてください」と、お相手にはっきりと伝えることが大事です。
こちらが注意しても考えを改めなかったり逆に怒ってきた場合は、その人とは縁がないと判断して交流を終了してください。ブロックしてしまっても問題ありません。
まとめ
マッチングアプリで知り合った人と電話で話す段階になり、お相手の話し声を初めて聞いたとき「なんかイメージと違う」と思うパターンは珍しくありません。
この際、余裕があればしばらく付き合いを継続して「この人は本当につまらない人間・相性が悪いと判断していいのか」と確認してもいいでしょう。ただし少しでもなんか違うと思った場合は、すぐに交流を終了させて次のお相手を探すのも一つの選択肢です。
電話における大事なポイントを押さえて、良い出会いを達成しましょう。