マッチングアプリで出会ったお相手を呼び捨てにするのは、マナー違反。お相手はあなたにマイナスな印象を持ってしまいかねませんので十分に注意しましょう。
本記事では、マッチングアプリで呼び捨てが嫌われる理由をまとめました。呼び捨てをする人の心理や呼び捨てに変えるべきタイミング、呼び捨てにされたときの対処法とあわせて紹介します。
マッチングアプリで呼び捨てが嫌われる理由

なぜマッチングアプリで知り合った相手を呼び捨てにしてはいけないのでしょうか?
マッチングアプリで恋活・婚活を進めていくうえでの基礎知識として、ここでぜひチェックしておいてください。
大人として礼儀がない
日常生活では初対面の相手を呼び捨てにするのはマナー違反ですよね。これはマッチングアプリでも変わりません。
ですので、お相手を呼び捨てにすることで「大人としての礼儀がない人だ」といった印象を与えてしまいます。
いきなり呼び捨てにされて好印象を持つ人は珍しいでしょうから、最初は名前に「さん」付けで呼んでください。
馴れ馴れしすぎて警戒される
まださほど親しくなっていないうちから呼び捨てにすると、お相手に「馴れ馴れしい人なんだな」という印象を与えます。無理やり距離感を縮められていると感じると、誰だって警戒してしまうものです。
呼び捨て以外でも、初対面でいきなり「ちゃん」や「くん」と呼ばれても馴れ馴れしく感じます。警戒されないために、まずは「さん」付けで呼ぶのがいいでしょう。
真剣なお付き合いができなさそう
呼び捨てはお相手に軽薄な印象を与えます。「冷やかしでは?」「遊び目的?」と、怪しまれやすくもなるでしょう。
マッチングアプリを利用している方々は、真剣にお付き合いできる誠実なお相手を探しています。真剣に付き合えない相手と判断されると関係が続きにくくなるため、注意が必要です。
マッチングアプリで呼び捨てがいいという人の心理

マッチングアプリでやり取りをしていると、稀に「呼び捨てにしてほしい」と持ちかけられることがあります。
なぜお相手はそのような提案をしてきたのでしょうか?その心理をまとめました。
親しくなりたい・距離を縮めたい
早く相手と親しくなりたい・距離を縮めたいといった願望によって、呼び捨てを希望しているのかもしれません。
「さん」などの敬称はやや堅苦しい印象になり、距離を感じる方もいるでしょう。
「お互いに敬称をつけずに呼び合いたい」と言われた場合は、関係性を進めたいといった意味があると考えられます。相手とより親しくなりたいと感じていれば、お互いに呼び捨てにするのも選択肢の一つです。
堅苦しいのが苦手だから
単純に「堅苦しい関係が苦手」といった理由で、呼び捨てを求める方もいるようです。普段から人との交流が多い人ほど、自然なコミュニケーションを好む傾向があります。
お相手が会話上手でコミュニケーション能力に長けている場合は、このような理由で呼び捨てを求めている可能性が高いです。その一方で、他人との距離感が掴めないために馴れ馴れしくしてしまう人もいます。
年上に対して遠慮している
年下のお相手だと、年上に敬称をつけられたり敬語で話されることに抵抗を感じていることも。こういった場合は遠慮をして呼び捨てを希望するパターンもあります。
このような理由で呼び捨てを希望するのは、礼儀正しい方に多いです。とはいえ上から目線は嫌われる原因になるため、呼び捨てを求められても急に馴れ馴れしくするのはNGですよ。
呼びやすいから
呼びやすさを重視して呼び捨てを求めているケースもあります。形式的な礼儀よりも、スムーズかつテンポのよいコミュニケーションを重視する方に多いです。
マッチングアプリではニックネームを登録し利用するのが一般的。しかしそれでは文字数や語感の関係で呼びにくいケースもあるでしょう。
やりとりがスムーズになるようなら、お互いに呼び捨てにすることも検討してください。
マッチングアプリで呼び捨てに変えるタイミング

マッチングアプリで関係が深まったあとであれば、呼び捨を検討するのは問題ありません。
この章では、呼び捨てに切り替えるのにおすすめのタイミングを解説します。
相手から呼び捨てにされたとき
相手から呼び捨てにされたときは、呼び捨てで呼び替えしても失礼にはなりません。呼び捨てされたことに喜びを伝えて、自分も呼び捨てにしてみましょう。
こうすることで、お互いに呼び捨てにすることで親密度が高まり、関係性を進められます。
まだ呼び捨てにされなくない場合は、敬称をつけて読んでほしいことを丁寧に伝えてください。
何度かデートを重ねたあと
ある程度の信頼関係が構築できたと感じたときが、呼び捨てに切り替える絶好のタイミングです。たとえば何度かデートを重ねて、お互いについて理解が深まったときに検討しましょう。
親しくない状態だと断られる可能性が高いため、相手の様子を見ながらタイミングをはかってください。相手の反応を確認しつつ、呼び捨てにしていいか聞いてみましょう。
正式に交際をスタートしたとき
正式に交際をスタートしたタイミングなら、呼び捨てにしてもOKです。交際前に呼び捨てにするのは難易度が高いと感じる方は、お付き合いを始めるときに持ちかけましょう。
ただし、相手がかなり年上の場合など、呼び捨てを嫌がられるケースもあります。交際を始めるタイミングで、お互いの呼び名について話し合うのがおすすめです。
確認をしてから呼び捨てにする
確認せずに急に呼び捨てにすると、マイナスの印象を持たれてしまう可能性があります。どのタイミングでも、まずは呼び捨てをする許可をとることが大事です。
一方的に相手を呼び捨てにするのではなく、自分のことも呼び捨てにしてほしいことをあわせて伝えましょう。もし断られたとしても、嫌な態度を取らないようにしてください。
マッチングアプリで呼び捨てにされたときの対処法

マッチングアプリで急に呼び捨てにされたときの対処法をまとめました。
トラブルを避けるためにも、あらかじめチェックしておきましょう。
敬称をつけて敬語を使い続ける
急に呼び捨てにされた場合でも、無理に相手にあわせる必要はありません。馴れ馴れしい態度が好ましくないと感じた場合は、敬称をつけて敬語で対応するのがおすすめです。
こちらから気があると勘違いされないように、一定の距離感を維持しながらやり取りを続けましょう。相手が態度で察せる人なら、無理に距離をつめてくることはないはずです。
常識がないならブロックする
初対面で呼び捨てにしたり、敬称や敬語で対応しても察せなかったりする人は、常識がないのかもしれません。価値観が異なる相手と関係をだらだらと続けても、好意を抱けない可能性が高いです。
もしやりとりを続けるのが嫌だと感じたら、マッチングアプリのブロック機能を活用してください。お互いにメッセージが届かなくなくなるため、後腐れなく関係を終わらせられます。
あらかじめプロフィールに記載しておく
初対面で呼び捨てにされることを避けるために、プロフィールで意思表示をしておくのも選択肢の一つです。「呼び捨ては苦手です」「お互いに敬称+敬語で話しましょう」など、わかりやすく記載しておきましょう。
プロフィールをちゃんと読んでくれる人を見分ける基準にもなります。それでも呼び捨てにされたなら、キッパリと意思表示をするかブロックでやりとりを遮断するのがおすすめです。
まとめ
マッチングアプリで急に呼び捨てにするのは、大人としての礼儀がなっていない行動です。相手に嫌がられないように、信頼関係が築けるまではさん付けで呼びましょう。
一方で呼び捨てにしてほしいと求めてくる方もいるので、相手にあわせて慎重に対応をすることが重要です。タイミングや相手との関係性によって、柔軟に呼び方を変えてください。