マッチングアプリのユーザーは、男女関係なく偽名を使っています。
それにもかかわらず、マッチング成立をしていきなり本名を教えてくる男性もごく稀にいるようです。
こういった男性は、なぜこの段階で本名を伝えてくるのでしょうか。
今回は、マッチングアプリで本名を教える男性の目的、こういった男性に遭遇したときの対処法を解説します。
マッチングアプリで本名を教えてくれる男性は、脈あり？
マッチングアプリでお相手の男性が早い段階で本名を教えてくれた場合、その男性は「脈あり」といえます。
冒頭でも触れたとおり、一般的にマッチングアプリ利用者の大半は偽名です。これは個人情報の漏洩、身バレ防止などが理由で、知り合ったばかりの人にいきなり本名を教えるのは危険な行為と考えている人も少なくありません。
そのため、メッセージを繰り返して共通の話題で盛り上がっても、お互いの本名を知らないというのもよくある話。なかには、数回のデートを重ねたうえでようやくお互いの本名を教え合う、ということも珍しくないのです。
そのような風潮のなか、マッチングしてすぐに本名を教えてくれる男性の存在に、困惑する人も少なくないはず。
しかし本名を教えるという行為は「あなたのことを信頼しています」という証拠でもあります。そこまでオープンに接してくれる人は、脈ありと判断してもおかしくありません。
逆に信頼できないのが、ある程度交流を重ねているにも関わらず用心深く、壁をつくっているタイプです。本名はもちろん自分のことを曖昧にする人こそ、注意深く対応したほうがいいでしょう。
マッチングアプリで本名を教えてくれる男性の目的
マッチングアプリ内には、なぜ本名を積極的に教えてくる男性がいるのでしょうか。
どのような心理で女性に本名を教えているのか、次より説明します。
真剣に向き合ってもらいたい
本名を教える男性は、真剣に向き合ってほしいと望んでいる誠実な性格の人といえます。
真剣に向き合ってもらうには、まず自分の本名を教えることで自分がどんな人間であるか知ってもらわないといけないと思っているので、早い段階で本名を教えてくれるのです。
このような男性は良くいえば誠実ですが、堅苦しく感じて苦手なタイプという人もいるかもしれません。
また、簡単に本名を出すのが危険であると思っていないということは、良くいえば純粋なタイプともいえます。
信用してほしい
男性が早い段階で本名を教えてくれる理由の一つとして、自分のことを信用してほしいという意思表示があげられます。
マッチングアプリには業者やいたずら目的、大人の関係を希望するユーザーもいるため、疑いながら慎重にやっている女性ユーザーも少なくありません。
このような女性ユーザーは慎重になるあまり、マッチングしたお相手に事務的だったりそっけない対応をすることもあります。そのような女性ユーザーから信用を得るために、男性は自分の個人情報である本名を公表するのです。
しかし、それが本当の本名であるかどうかは、住民票や身分証明証を公表する以外に証明できませんよね。そのため、いきなり本名を教えられたことで、ますます疑いの目をかける女性ユーザーもいます。
もっと親しくなりたい
少しでも早く打ち解けて親しくしたいと思っている男性は、早い段階で本名を教えてくれる傾向があります。
登録時に適当な名前をつけたために登録名で呼ばれることに違和感があり「敬語で話すの堅苦しいから、タメ口で本名の下の名前で呼び合おうよ」と提案してきます。
しかし、このような提案は「遊び慣れている人なんだろうな」との印象を与えてしまいがちなので、注意が必要です。
マッチングアプリで男性が本名を教えてくれたときの対処法
マッチングアプリで知り合った男性が本名を名乗ってきたとき、こちらはどのようなリアクションをとればいいのでしょうか。
次よりその際の対処法について説明しましょう。
感謝をつたえる
本名を伝えられたときは、本名を教えてもらったことに対して感謝の気持ちを伝えましょう。
伝えてくれた本名が本当なのかは判別できませんが、個人情報である本名を伝える行為は「この人になら本名を伝えても大丈夫」とこちらを信用してもらっている証拠でもあります。
先述のとおり、本名を名乗るのは業者も使いがちな手段。業者の場合はテンプレがありそうな文章で、すぐに他サイトなどに誘導してくるものです。
一方で誠実な人は丁寧な言葉遣いなど文体にその人柄が出るため、業者ではないと判断できます。
本名を公表してくれた感謝の気持ちをしっかりと伝えて、男性の誠意にこたえましょう。
教えてもらった本名で呼んでみる
お相手の男性が本名を教えてくれたら、今後はその本名で呼ぶようにしましょう。
お相手は「本名で呼んでほしい」と思ってあなたに伝えたので、本名ではなく登録名で呼び続けると「冷たい人」「こちらに興味がない人」と思われてしまいます。
しっかりと本名で呼んであげれば、お相手も喜ぶはず。本名に”さん”をつけて呼んであげてくださいね。
本名を聞かれても教えなくてOK！
お相手が本名を教えてくれたあと、こちらの本名を聞いてくることがあります。
ですが、教えたくない場合は教えなくても大丈夫です。
「まだ知り合ったばかりなので、もう少しやり取りして仲良くなってから」と正直に自分の気持ちを伝えましょう。
こっちが教えたのに教えないのは不公平だと文句を言ってくるような男性は、器が小さいといえるので、この時点で交流を終了しても問題ありませんよ。
まとめ
マッチングアプリに限らずネット上で本名を公表するのは、個人情報の一部を晒すようなものなので、抵抗がある人も少なくありません。そのような風潮のなか、マッチングアプリでは、こちらから聞いたわけでもないのに自分から本名を伝えてくる人もいるため、困惑する人もいるでしょう。
そのような人と遭遇したとき、どのような対処をとればいいのか、自分も公表しないといけないのか、対応方法を事前に把握しておくと便利です。いろいろな人の対応策を頭に入れて、快適にマッチングアプリを利用しましょう。
