マッチングアプリのユーザーのなかには、プロフィール写真を加工しすぎな人がいます。
実際に会うと「写真とはだいぶ印象が違っていてびっくりした」という経験がある人もいらっしゃるはず。
今回は、加工しすぎてしまう理由と加工しすぎな人に遭遇したときの対処法などを詳しく解説します。
マッチングアプリに加工しすぎる人がいる理由

自分の写真を撮ったままの状態でアップする人のほうが珍しいほど、加工は当たり前のものになりました。
フェイスラインを少しシャープにする、肌の色を少しトーンアップするなど、誰でもその程度の加工はするでしょう。
しかし、人によっては本来の顔がわからないぐらい加工しすぎてしまう人もいます。
なぜ、そこまで過剰に加工をするのでしょうか。この章ではその理由を解説します。
自分に自信がない
自分に自信が持てないので、つい画像を加工しすぎてしまう人は多いです。
昔から容姿を褒められたことがない、心無い言葉をかけられてきた辛い経験のある人は、自分に自信が持てず、それを隠すために写真を過剰に加工してしまう傾向があります。
せっかくマッチングアプリで良いお相手と知り合えても、その相手に「普段の自分の姿を見せたら嫌われてしまうのでは……」という恐怖心から、つい加工が過剰になってしまうのです。
また、自分自身の評価が低い人も過剰に加工しがちな傾向があります。
ライバルより目立ちたい
「他のユーザーより目立ちたい」「負けたくない」という思いが強すぎると、加工にもそれが反映されてしまうやすいです。
マッチングアプリではプロフ写真がなによりも重要といわれています。プロフ写真の印象がよかったら瞬時にいいねを送る、そうでなければスルーするのが一般的です。
それに加えて、マッチングアプリのプロフィール写真専門のカメラマンに依頼するなどして、少しでも印象が良くなるようにハイクオリティなプロフ写真を用意する人もいます。
ただし、あまりにもプライドが高い人・自分以外で多くの人気を集めているユーザーへの嫉妬心が強い人は、その気持ちが過剰な加工にあらわれてしまうといえます。
「いいね」をたくさん集めたい
先述のとおり「いいね」を少しでも多く集めたい人は、加工しすぎてしまう傾向があります。
マッチングアプリを「出会いを見つける場」というより「注目を集めて承認欲求を満たすために利用している」という人も少なくありません。
そのような人は「いいね」をもらうこと、褒められることが快感なので、より注目を集めるために写真の加工がやりすぎになってしまうのです。
身バレ予防
身バレ予防のために、あえて加工しすぎている写真を設定する人もいます。
マッチングアプリを利用していることを職場や家族に知られないように、自分の特徴を消し去ってしまうほどの加工をするのです。
本人かどうか判別できないくらいの状態にしているため、初デートでびっくりされても仕方ありません。
そうなりたくなければ、シークレットモードなどで身バレ対策をすることをおすすめします。
マッチングアプリで写真の加工を見破るポイント

あからさまに加工したプロフ写真であれば見抜くのも難しくないでしょう。しかし、なかには巧妙に加工を重ねている人もいます。
巧妙なので実際に会ってはじめて「だまされた!」と思うのです。
このような事態を回避するためにも、加工かどうかを見破るポイントをご説明します。
肌の質感
肌が人工物の質感のようだと、加工の可能性が高いです。
カメラアプリや美肌アプリで加工すると、小じわやシミ、毛穴を簡単に消すことができます。
一見すると美肌に見えるかもしれませんが、プラスチックのような肌になって人間味がない人は、加工しすぎていると判断していいでしょう。
背景のゆがみ
加工写真かどうかを見破るには、背景が不自然になっていないか確認しましょう。
人物の顔や体に注目しがちですが、加工したときに最も変化があるのは背景です。
背景が不自然にぼやけている、もしくは歪んでいる場合、写真全体が加工されていると判断していいでしょう。
バランスが不自然
顔と体のバランスが不自然な写真は、加工されている可能性が高いです。
目を大きくしてかわいく見せたい、顔の輪郭や体を加工して痩せているように見せたいと、加工する人は少なくありません。
しかし、一部分だけを加工すると顔・体全体のバランスがおかしくなり、不自然な仕上がりになります。写真を見て妙な違和感があったら加工していると判断していいでしょう。
マッチングアプリで写真と違う女性が来たときの対応方法

マッチングアプリでよくあるのが、知り合った女性と実際に会う流れになり、本人と対面したら写真と全然違っていた……というパターンです。
これは、お相手が写真を加工しすぎて起こるトラブルですが、もし写真の時点で加工を見抜けず対面してしまった場合、どのように対応したらいいのでしょうか。
カフェやランチで短時間デートにする
マッチングアプリで知り合った女性と実際に会うときは、写真とかけ離れた違う人と会うかもしれないのを想定して、短時間デートを計画しましょう。
もし夜に待ち合わせて終電を逃しそうな時間帯だったら、写真と違う女性と数時間も一緒にいなくてはいけません。
初対面の場合は顔合わせなのでカフェなどでお茶程度にしましょうと伝えて、顔が違う人であれば早い時間に切り上げましょう。
最初から短時間デートと決めておけば、自然な流れで解散できます。
相手の内面に注目する
写真と違うとわかったとたんに関係を終わらせる人もいるでしょうが、顔だけにこだわらずお相手の内面に注目してみるのも、対処法の一つです。
人によっては実際に会うまでに、アプリのメッセージで何度となくやり取りを重ねたカップルもいるでしょう。そのような人は趣味など共通の話題で盛り上がっているはずなので、リアルで会っても話題に困ることはないでしょう。
見た目よりも内面に注目して一緒にいて楽しい人であれば、顔が違う場合でも関係を継続していいでしょう。
自分の印象も聞いてみる
お相手だけでなく、こちらも写真と実際は印象が違うと思われているかもしれないので、確認のために聞いてみましょう。いくらこちらが顔が違うのは気にしないと思っていても、向こうに抵抗がある可能性もあります。
こちらの印象に対して特に違和感はないという回答をしてくれたら、関係を継続してみましょう。
まとめ
顔写真の加工は決して珍しいことではなく、マッチングアプリのプロフ写真も例外ではありません。しかし人によっては過剰に加工をして、実際にあったら写真と違ったという事態が発生します。
そのような失敗をしないためにも、加工をし過ぎる人の心理・加工を見破る方法を覚えておくことが大事です。写真の加工の対処法を把握して、ストレスのないアプリ利用をしましょう。