マッチングアプリを使っていると、ふと「やめたい」と思う瞬間があるものです。
なぜ、マッチングアプリをやめたいと思うようになったのでしょうか。
今回はマッチングアプリをやめたいと思うようになる理由、そう思ったときの対処法を解説します。
マッチングアプリをやめたいと思うのは、疲れてしまったから

マッチングアプリをやめたいと思う理由は「マッチングアプリを使い続けることで蓄積される疲れ」にあります。
新しい人と出会えたり、メッセージのやり取りは楽しい反面、精神的な負担にもつながるのです。


ノマドマーケティング株式会社が2021年に行ったアンケート調査によると、マッチングアプリユーザーのうち約70%がマッチングアプリに疲れていると回答しています。
一定期間使用しているうちに「アプリ疲れ」を感じ、退会を決意する人が増えているのです。
マッチングアプリをやめたいと思う理由

どのような場面で、マッチングアプリに疲れを感じて「やめたい」と思うのでしょうか?
良い人が見つからない
まず、マッチングアプリをやめたいと思う理由は、自分の気にいった人が見つからないからです。
マッチングアプリでは、希望条件を選択・入力して検索することで、条件を満たしたお相手候補を簡単に絞り込めます。
しかし、この条件を数多く指定してしすぎてしまうと、検索にまったくヒットせず見つからないことも……
検索しつづけてもお相手が見つからないのですから「このアプリはダメだ、やめよう」と思いやすくなります。
たまたま相性が合わない人とのマッチングが続いた
マッチングアプリを「やめたい」と思うのは、相性が良くない相手とマッチングが複数回続いてしまうのも原因です。
マッチングアプリは多くのユーザーが利用しており、その目的もさまざま。真面目な恋人探し、趣味友探し、遊び目的など多種多様。
ですので、自分と目的が合わない、相性そのものがしっくりこない人と知り合う可能性もあります。
そのような人とばかりマッチングしてしまうと、利用する価値を見いだせずただ疲れてしまい、やめたいと思うのです。
やり取りが面倒
好奇心でとりあえずマッチングアプリに登録してみたものの、やり取りが面倒になったのでやめたいという人もいます。
この手のタイプは、普段SNSでユーザー同士の交流やネット検索をする習慣がない人に多いです。
「文字だけのやり取りは面倒くさいので、通話で要件だけ伝えたい」と思う人は、マッチングアプリでのやり取りは向いていないかもしれません。
チェックに時間がとられる
登録はしたものの、マッチングアプリをチェックする時間がなくなると、アプリをやめたいと思うようになります。
マッチングアプリの利点は、スマホ片手にいつでも気軽にできるという点。しかし、公私とも忙しくなってしまうとアプリをじっくり確認する時間の確保が難しいでしょう。
忙しい状態が続くと、通勤時間などのスキマ時間にアプリを触ろうという心の余裕すら生まれにくいものです。
そして「アプリで出会いを探している場合ではない」との気持ちになり、マッチングアプリをやめたいと思うようになります。
トラブルに巻き込まれた
マッチングアプリ内でトラブルに巻き込まれるとその対処やショックで疲弊してしまい、アプリやめたいと思いやすくなります。
マッチングアプリで発生する可能性のあるトラブルは、以下のとおり。
- 業者に引っかかる(怪しいビジネスの勧誘など)
- ストーカー被害
- 身バレ(職場の人などにバレる)
- お相手が既婚なのを黙っていて不倫になる
このような被害に遭うとダメージを受けて二度とやりたくない気持ちになり、アプリ離れが始まってしまうのです。
マッチングアプリに向いていない人

マッチングアプリを使ってみるものの、そのたびに疲れて「やめたい」と思ってしまうのは、あなたはマッチングアプリに向いていないのかもしれません。
では、どのような人がアプリに向いていないのでしょうか。特徴をご説明します。
マメに連絡するのが苦手
普段からマメに連絡するのが得意でない人は、マッチングアプリに向いていないといえます。
LINEやメールで友達や知り合いから連絡があっても、既読スルーもしくは既読すらつけないのは、即返信ができない証拠。
マッチングアプリユーザー、とくに男性ユーザーは、1日に多くの人にいいねを飛ばしてマッチング成立を狙う傾向があります。
「いいね」の対応が面倒に感じてしまい、つい遅くなってしまうようであれば、あなたはマッチングアプリでの出会い向きではないのかもしれません。
恋愛に対する姿勢が受け身
普段から恋愛に対して受け身の姿勢の人も、マッチングアプリには向いていないといえます。
先に述べたように、マッチングアプリでは常にスマホをチェックしている人も少なくありません。
とくに若い人にとってはマッチングアプリを使って出会うのが当たり前なので、いいねを送り合ってマッチング成立、そしてメッセージのやり取りという一連の流れを、大変テンポよく進めていきます。
そのような環境のなか受け身の姿勢でいると、そのスピード感についていけなくなるでしょう。マッチングアプリを使っていてもまったく面白くないかもしれません。
顔出しに抵抗がある
身バレが何よりも怖くて顔出しに抵抗がある人も、マッチングアプリには向いていないでしょう。
マッチングアプリでは、プロフィール欄にアップする顔写真で第一印象が決定します。プロフ写真の出来によってマッチング成立の確率が上下するのです。
そのため、顔がはっきりわかる画像、顔は出さなくてもある程度の雰囲気がわかる画像を使うことが、マッチングアプリでは大事だと言われています。
顔を出さなくてもマッチングアプリは利用できますが、マッチングする確率は格段に下がるかもしれません。
マッチングアプリをやめたいと思ったら試してほしいこと

マッチングアプリに登録をしてみたものの、期待していたより面白くなかったため、即退会をしようと考えている人もいるでしょう。
しかし、そのように判断するには少し早いかもしれません。衝動的にアプリを退会したものの後悔して、同じアプリにで戻る人も多いといいます。
同じアプリに出戻ってもプロフィールはまた作りないさなくてはいけません。そして、マッチングしたお相手とも二度と出会いない可能性も高いのです。
では、やめたい心境になったとき、どのように行動すべきなのでしょうか。対処法をいくつかご紹介します。
アプリを休止してみる
マッチングアプリをやめたいと思ったら、とりあえず退会はせずに休止してみましょう。
マッチングアプリにおける休止とは、以下のような状態のことをいいます。
- 有料会員から無料会員になる
- プライベートモードに切り替える
- アプリからの通知をすべてオフにする
- 休憩モードを使う
退会と再登録を繰り返す手間を省けるのが、休止のメリットです。
このようにしておくことで、また始めたくなったタイミングで即再開できます。
ペアーズの「おやすみモード」やwithの「休憩モード」を設定すると、検索画面やおすすめユーザーに一切表示されません。すでにマッチングしたお相手とだけやり取りしたいときにも使える機能です。
アプリをチェックする時間を決める
「マッチングアプリは常にチェックしないといけない」と決めつけず、自分のペースでやってみてはいかがでしょうか。
通知をオフにして決まった時間のみアプリをチェックするよう意識することで、マイペースにアプリを使い続けることができるでしょう。
また、先述のとおりマッチングアプリのユーザーのなかには「即レス」を求めている人も少なくありません。ですので、プロフ欄に前もって「1日に数回しかチェックしません」と書いておくのもおすすめです。
ほかの方法で出会いを探す
「新しい出会いは欲しいけど、自分はマッチングアプリに向いていない」と自覚したら、マッチングアプリを見切って別の出会いの方法を探しましょう。
趣味のサークルに入る、イベントに顔を出す、友達から飲み会に誘ってもらうなどして、出会いを見つけみてください。
そのような時間がない人には、各方面で開催されているオンライン飲み会への参加もおすすめです。
まとめ
今やマッチングアプリは出会いの主流になっているといっても、決して言い過ぎではありません。
しかし、人によってはアプリをやってみたけど、いまいちピンとこない・面白くないという人もいます。
そのような心境に陥ったとき、アプリが向いていない人の特徴に自分は当てはまっているか、継続するときはどのようなスタンスをとればいいのか、ポイントを押さえておきましょう。