マッチングアプリのやり取りをしていると、頻発するのが「仕事」に関する話題です。
しかし、一部では「マッチングアプリで仕事の話はタブー」との意見もあり、この話題が出るとメッセージが続かなくなりやすいと感じている方も少なくありません。
今回は、お相手が仕事の話を聞いてくる理由、仕事の話を振られたきたときの対処法を詳しく解説します。
マッチングアプリで相手が仕事の話をしてくるのはなぜ?

マッチングアプリのお相手は、なぜ趣味や休日の過ごし方などではなく、仕事の話をしたがるのでしょうか。
理由として考えられるのは、相手にとって仕事が一番のセールスポイントであること。
ではなぜ、あなたに仕事の話をしたがるのでしょうか?その意図をくわしく解説します。
自分を知ってほしいが、仕事の話題しか思いつかない
お相手は「自分がどのような人間であるかを知ってほしい」と思っているので、仕事の話をしているのかもしれません。
自分がいかに仕事熱心で真面目な人間であるのか、そしてそれに見合った高収入を得ているかをアピールしたいのです。
このような意図で仕事の話をする人は、以下の2種類のパターンがあります。
- ハイスペック自慢
- 仕事命で特に趣味がない
後者の場合、ほとんど家と仕事の往復という過ごし方であるので、思いつく話題が仕事しかないのでしょう。
仕事よりも趣味などを優先してお相手とマッチングしたい人にとって、少々面倒なタイプかもしれません。
経済力・社会的地位をアピールしたい
自分の経済力・社会的地位をアピールしたいというのも、仕事の話ばかりしたがる理由の一つ。
普段は生活をアピールするための自己紹介ではなく、いかに自分がハイスペックな人間で高収入のセレブであるかを延々とアピールしてきます。有名人と知り合いであることを話し続ける人も同様です。
このようなタイプの人は、多様な人生経験をしており、社会的にも成功者といえます。その豊富な経験によって、相手の気持ちを汲み取れる度量が身についていることも魅力です。
しかし残念ながら、そうではない人も一定数存在します。そのような人は、常に自分中心に話を進めて自分語りばかりする傾向があるため、一緒にいるとつらい思いをすることがあるかもしれません。
ゆくゆくは結婚したいと思っているから
やたら仕事の話をする人は、ただの自慢話が好きなタイプではなく、真面目なタイプなのかもしれません。
真面目な人が仕事の話をする理由は、結婚を前提としたお付き合いを希望していて「僕は経済面も社会的地位も安定している」と説明して、お相手を安心させて気を引くためです。
しかし、マッチングアプリには婚活だけではなく恋活・趣味友達募集など、さまざまな目的のユーザーがいます。
婚活目的ではない人がこのタイプに遭遇すると、気持ちが重すぎて引いてしまうでしょう。また、真面目な話をしているつもりがお相手には自慢話に聞こえていることもあるかもしれません。
マッチングアプリで仕事の話をされたときの返し方

先述のとおり、マッチングアプリを恋活や趣味友・飲み友探しで使っているユーザーにとって、仕事の話は「結婚するわけでもないのに……」と、あまり好まれません。そのため、会話が続きにくくなってしまい「タブーの話題」とも言われているようです。
では、恋活や友活でマッチングアプリで使っていて、マッチングしたお相手が仕事の話を始めたら、どのようなリアクションをすればいいのでしょうか。その返し方を説明します。
少しオーバーに褒める
- 「それはすごいですね!」
- 「さすがです!尊敬しちゃうな」
好意がある相手であるなら、少し大げさに褒めてあげるといいでしょう。
仕事の話が出てきたら、少しオーバーに仕事を褒めてあげてください。こちらが驚いたり大きなリアクションをすれば、相手も悪い気は起きないでしょう。
ただし、リアクションがオーバー過ぎるとわざとらしくなってしまいます。「ちゃんと話を聞いてなくて適当な返信をしてる」と思われないように、やり過ぎに注意しましょう。
興味がありそうな雰囲気をつくる
- 「他にはどんなことをしてるんですか?」
- 「仕事についてもっと教えて欲しいな」
お相手の話にそれほど興味のない場合、とりあえず興味があるフリをしましょう。
話を聞いている・この話題に興味があるという雰囲気を相手に伝えることがポイントです。
ただし、これもやり過ぎると「本当は興味がないのに聞いてるな?」とすぐに見破られてしまうため、気をつけないといけません。
話題をさり気なく変える
- 「そういえば」
- 「ところで」
- 「あ、この前ね…」
とりあえず興味があるフリをしたあとに、さりげなく話題を変えるのも良いでしょう。
「そういえば」「ところで」「あ、この前」といった言い回しを使うのが、話題を変えるテクニックです。
ただし、唐突に違う話題を振ったり向こうが話している話題を遮るなど強引な方法はいけません。相手を不快にさせないよう、あくまでもさり気なく使ってください。
その業界に疎いことを伝える
- 「その業界には疎くて…」
- 「詳しくありませんが、興味はあります」
仕事の話が延々と続いて苦痛になってきた場合、ストレートに「その話つまらない」「興味ない」と言うと、お相手を傷つけてしまいます。
相手のプライドを傷つけず話を終わらせるために「その業界は詳しくなくて専門的な話はわかりません」といった具合の言い回しをしましょう。
このような言い方であれば、延々と話しても意味がないとお相手も判断してくるはずです。
マッチングアプリのお相手と仕事の話をしたくないときの対処法

マッチングアプリで知り合った人とメッセージのやり取りやデートでの会話の際、相手の仕事の話に興味がない、自分の仕事の話をしたくないといった場合、どのような対応をするといいのでしょうか。
この章では、穏便に済ませるための対処法を解説します。
関連性のある話をする
お相手が仕事の話をしだしたら、その内容のなかから自分と関連性のある話題・ポイントを見つけましょう。
何かしら共通項があれば「仕事あるある話」なども自然と見つかるので、話も盛り上がりやすくなります。
仕事の話や自分語りが好きな人の場合、向こうが一方的に話していることも予想されます。この場合、相手の話を遮らないように「共感」の相槌を打つことを優先してください。タイミングを見て自分のことも話せば、違和感なく話を進められるでしょう。
自分の仕事の苦労話も同様で、相手にも共感してもらえるポイントを押さえて話せば、共通の話題で盛り上がります。
質問する
自分の仕事について特に話したくない、そしてお相手が会話をリードするタイプではない場合は、お相手に質問してあみましょう。
質問には「相手の話に興味があるというイメージが作れる」「会話が苦手でも話を進められる」「聞き手になれば相手も嬉しい気持ちになる」などのメリットがあります。
質問の内容自体が思いつかない場合は、仕事のやりがい・苦労する点など基礎的な質問をして、その答えに対して共感性を見せるリアクションをすることが大事です。
質問することにはメリットが多いのですが、連続で質問し続けると相手も困惑してしまうので注意しましょう。
プロフに「仕事話は嫌」と遠回しに記載する
仕事の話が苦手なのであれば、プロフィールに「仕事の話をしたくない」という意味合いの自己紹介文を書いておくといいでしょう。
ストレートに「仕事の話はつまらない」と書くのではなく、遠回しに書くのがポイントです。
趣味の話をメインに書いて「堅苦しい仕事の話より、楽しい会話をしたいです」というような記載がいいでしょう。
あらかじめ自己紹介文に書いているのに仕事の話ばかりする人は、自己中心的でいい加減な人と判断できます。
まとめ
マッチングアプリは仕事のストレス解消をしたい・趣味の友達を見つけたいという目的でやってる人も少なくありません。そのような目的でやっている人にとって困るのが、マッチングして知り合った人が仕事の話しかしないケースです。
仕事の話は共通の話題として話しやすい・仕事自慢で自己アピールができるという理由で、話す人も少なくありません。そのため、そのような人に出会った際の対処法を覚えておくことも、マッチングアプリ利用では大事な要素です。
仕事の話ばかりする人の特徴・対処法を頭に入れて、快適なアプリ生活を送りましょう。