マッチングアプリは現代社会において、恋愛や出会いを求める人々にとって重要なツールとなりました。
他のユーザーとのコミュニケーションがうまくいかない場合や不快な経験があった場合には、ブロック機能の使用が必要不可欠ですよね。しかし、お相手の気分を害さずにブロックできるタイミングはあるのでしょうか?
今回は、マッチングアプリのブロック機能やブロック機能以外の対処法について詳しく解説します。
マッチングアプリはブロックしても相手にバレにくい
マッチングアプリのブロック機能とは、ブロック対象の会員はこちらのプロフィール閲覧ができなくなる仕組みのこと。
X(旧Twitter)などSNSでブロック機能を使うと、ブロック対象者に「⚪︎⚪️さんはあなたをブロックしました」というメッセージが表示され、自分がブロックされたことを確認できます。
一方マッチングアプリでは「退会済み」と表示されることが多いです。こうなると、ブロック対象者は本当に退会したのかブロックされたのか確認する手段は、第三者にチェックしてもらう以外にないはずです。
以上のことを考慮すると、SNSよりマッチングアプリのほうがブロックされるお相手への配慮がなされているといえます。
マッチングアプリでブロックするのに最適なタイミングとは

先述のとおりマッチングアプリのブロック機能は、本人に通知されない仕様です。頻繁に使われてるので、最適なタイミングなどを深く考える必要はありません。
SNSなどに比べて「この人、なんだか嫌だな」と思ったタイミングで使いやすいのが、マッチングアプリのブロック機能の良いところです。
この章では、より良いお付き合いを探すために、マッチングアプリでお相手をブロックすべきタイミングをご紹介します。
こちらのペースに合わせてくれない
相手がしつこくメッセージしてきたときも、ブロックすべきタイミングだといえます。
マッチングアプリでは、一方的にメッセージを連投は好まれません。
お相手からのメッセージがあまりにも頻繁で、将来的に見ても精神的な負担になりそうな人だと判断したら、すぐブロックしましょう。
話が噛み合わない
- 適当な内容でしか返信がない
- 自分語りしかしない
お相手と話がかみあわないと感じたときも、ブロックした方がよいタイミングといえます。
マッチングアプリには、ビジネスへの勧誘やロマンス詐欺を目的とした会員が紛れ込んでいることもあります。
早い段階で連絡先の交換を求めてきたり、外部サービスへのお誘いメッセージを送ってきた場合は、十分に注意してください。業者や詐欺アカウントである可能性を感じたら、即ブロックしましょう。そして運営会社に通報も忘れないでくださいね。
生理的に合わないと感じた
言葉遣いやノリなどが生理的に合わないと感じたら、ブロックしたほうがいいでしょう。
丁寧に対応をするために、メッセージを送ってしまうと逆恨みをかう恐れもありますので、何も言わずにブロックしてしまうのが得策です。
お相手もおのずと「あ、脈がなかったんだな」と諦めてくれるでしょう。
マッチングアプリでブロックするリスクは?

先述のとおり気軽に利用しても問題ないマッチングアプリのブロック機能ですが、ある程度やり取りをした人をブロックすると、面倒なことに発展する可能性もあります。
この章では、ブロック機能を使うリスクをご説明します。
逆恨みされる可能性がある
ごく稀にブロックされたことに対して、過剰に腹を立てる人もいます。
そのような人は自尊心が高いため、何があっても「自分は悪くない、相手が悪い」という判断しかできません。自分が面倒な性格のためブロックされたのにそれに気づかず、逆恨みをしていると考えられます。
これがマッチングアプリ内のメッセージだけで終わっていれば問題ありませんが、マッチングアプリ以外の連絡先や個人情報を教えていた場合、その連絡先へ苦情を送りつけてくる可能性もあります。
SNSでさらされるかも
ブロックされたことに対して腹を立てた人は、SNSなどでアカウント・個人情報を晒すこともあります。
SNSや情報掲示板で名指しする、プロフィールのスクショ写真などに「こいつは用意注意人物だ」「ネカマだ」との言葉をそえて嘘の情報を投稿するのです。
この晒し行為によってマッチングアプリでの活動が円滑に行えなくなる可能性もないとはいえません。
ストーカー行為があるかも
ブロックされた人が逆上して、ストーカー行為を行う可能性もあります。
マッチングアプリでのやり取りでお相手がこちらに過剰な好意を抱いていた場合、ブロックして関係を絶ってからも、さらに関係を続けようとします。
危険人物に個人情報を教えていた場合、それを手がかりに住所や職場などを調べ上げて、公私ともにまとわりついてくるかもしれません。
マッチングアプリでブロックする以外の対処法

いくら使いやすいとはいえ、逆恨みなどのリスクが心配でマッチングアプリのブロック機能に抵抗があるという人もいるかもしれません。
この章では、ブロック以外にお相手と距離をとる方法をまとめました。逆恨みなどデメリットが心配な人もぜひチェックしてみてくださいね。
相手をミュートする
ミュートとは、お相手に関する情報を非表示にする方法です。
多くのマッチングアプリでは、特定のユーザーの情報だけを非表示にする機能が用意されています。ブロックは、お相手との関係を完全に絶つということになりますが、非表示やミュートであればお相手のプロフィールやメッセージを画面から除外するだけ。
そして、あなたがお相手をミュートしていることは一切通知されることはありません。ブロックに踏み切れなかったり、少し距離をおきたいお相手がいたときに使ってみてください。
相手を運営に通報する
不快な行動が続くようであれば、マッチングアプリの運営に通報しましょう。
マッチングアプリの運営には利用者を守り、健全なコミュニティを維持する義務があります。アプリ内の環境を維持するために用意されているのが、通報機能です。
もし相手が嫌がらせをしたり、詐欺行為をしていたりする場合は、速やかに通報してください。
また、ストーカーまがいの迷惑行為をしてきた場合には、運営に通報、警察や法律の専門家に相談をしましょう。ネットに関するトラブルを得意分野としている専門家もいるので、おすすめです。
プライベートモードを試してみる
身バレなどあらゆるトラブルを回避したい人におすすめなのが、プライベート・シークレットモードと呼ばれている有料オプションです。
このモードをONすれば、いいねをした人、マッチング成立した人以外にはプロフィール閲覧不可、退会済み表示といったことが可能になります。
プライベートモードですが、アプリによっては有料オプション購入者だけが利用できる場合もあるので、ご自分のアプリはどうなのか事前にチェックしておいてください。
そのアプリを休止・退会する
マッチングアプリというもの自体に嫌気がさしたり、お相手とのトラブルにストレスを抱えてしまったのであれば、一旦アプリと距離を置いてみるのもいいでしょう。
アプリのなかにはwithのように「休憩モード」が用意されているものもあります。休憩モードを使うと登録データを維持したまま異性から非表示となります。
このような機能をつかったうえでどうにもできない場合、最終手段として退会を選択したほうがいいかもしれません。
まとめ
マッチングアプリは男女ともに大勢が登録し利用しています。一人ひとりと時間をかけて交流するより、複数と同時進行でやり取りをする人も多いです。
また利用目的も、真面目な婚活・恋活、趣味友だち探し、1日だけの飲み友達や大人の関係募集などさまざまあります。
そのため少しでも相性が悪いと思ったら、すぐにやり取りを終了して次のお相手探しといった具合に、次々とやり取りするお相手を変えるといった手順の人が多いです。
マッチングアプリはこのような仕組みですので、ブロックした・ブロックされたなんてことは、それほど深刻に考得る必要はないでしょう。
少しでもお相手とのやり取りで違和感を感じたら、すぐにブロックをしたほうが懸命ですよ。